真美ちゃんたちキャンパスライフのサブメンバーとなる七人を紹介します。
彼らは平屋の寮で共同生活を送っています。
まずは、ストライフ家のルカ君。
六人兄弟唯一の男の子で、第一子。
うるさい妹達から解放されて、やっと一人の部屋と時間が得られて大喜びです。
ストライフ家の長女、真理奈ちゃんです。
彼女はかなりのブラコン。
兄のルカが好きでしょうがない様子で、いつもくっついて行きたがります。
現在、斉藤理奈さんに言い寄られて当惑中。
真理奈ちゃんにはそっちの趣味はないようです。
こちらはシャール家の美里さん。
お母さん似で、童顔ながらも落ち着いた雰囲気の美人さんです。
佐田家家の透君は彼女が気になっているようですが、美里さんはまったく興味がない様子。
美里さんの弟、ファルク君です。
ティーン時代、佐田家家の麻美ちゃんとはキスをした間柄ですが、大学に入ったら恋愛関係も解消してしまいました。
ファルク君自身も、子ども時代の恋から覚めたご様子。
新しい彼女を募集中です。
最後は、堀川家の七人兄弟達のうちの三人です。
こちらが双子の達也君と、
勝也君です。
勝也君だけスポーツマンです。
そして、海斗君の双子の片割れ……えーと、名前忘れました。
とりあえず、以上七名です。
彼らも女子大生三人組と同様、外部から麻美ちゃんたちと関わってもらうつもりです。
昨日は早々と就寝した久美ちゃん。
朝もまだ暗いうちから目が覚めてしまいました。
仕方なしに、ラマと談笑しながら夜明けを待つことに。
そして、暇を持て余した挙句、同じように早起きをしていたマッケンジーちゃんにレポートを書くように指示しました。
たとえ暇でも、面倒なコトは人に押し付ける久美ちゃん。相当の怠け者です。
そして引き受けるマッケンジーちゃんは人が良すぎ。
久美ちゃん、ラッキー! と心の中でガッツポーズ。ま、何でも頼んでみるものです。
そしてここにもう一人、ものぐさ者と頼まれたら断れない気の弱すぎる人がいました。
麻美ちゃんもリディアちゃんを捕まえて、レポートをお願いしたのです。
「え? 私がレポート書いていいの?」
リディアちゃん、レポートマニアなんでしょうか。嫌がるどころか快く引き受けてくれました。
ようやくみんなも起きだして来て、朝ごはんです。
最初に食堂にやってきたのは透君。奥のテーブルで一人で食べていたら、圭司君と海斗君が手前のテーブルにつきました。
そして遅れて現われた麻美ちゃん。
「二人とも、ここ空いてる? 一緒に食べよー」
「おう」
「……」
透君、なんだがかわいそうです。
さて、久美ちゃんが図書室の水槽に熱帯魚をいれました。
といっても、ものぐさな彼女に魚の世話ができるとは思えません。
すると朝食を終えた透君がやってきて、水槽を眺めだしました。
「この寮、こんな水槽あったんだ。はじめて知ったなー」
麻美ちゃんに見事にスルーされ、ちょっと落ち込んでいた透君。
魚達の姿になぐさめられたようです。
聡君と、
素也君は朝食も食べずに、すぐさま自分のレポートに取り掛かっていました。
偉い。どこかのものぐさ達とはたいした違いようです。
聡君は知識願望なので、レポートをやること自体が嬉しいのは分かるのですが、意外とロマンス願望の素也君も自分でやるのがいいようです。
そして弘君の姿がなかなか食堂に現われないと思ったら、シャワーを浴びた後その場で携帯ゲームに熱中していました。
なにもそんな湿気た場所でやらんでも。
ゲームなんて買い与えるべきではなかったかもしれません。
朝食の後、圭司君と海斗君もレポートを書きはじめました。
麻美ちゃんはリディアちゃんにレポートをやってもらっているので、優雅な食後をと思ったのですが、よく見たら技能レベルが足りなくて成績ゲージが合格ラインに全然足りてませんでした。
リディアちゃんがレポートを仕上げる前に、麻美ちゃんは必死にレベル上げをする羽目になってしまいました。
その晩の風景。
透君と素也君がダーツで遊んでいました。
透君、ダーツが壁と得点表にしかささってないんですが。
それを見ている素也君、彫刻について熱く語っているようです。
そんな素也君に心の中でダメだしする透君。
……あんまり仲は良くなさそうです。
今度は素也君がダーツを投げる番です。
一応二本とも的に当たっている分、透君よりは上手ですね。
衛生がヤバかった圭司君。
シャワーを浴びさせて寝かせようと指示したものの、なかなか寝室に帰ってきません。
まさかと思ってシャワー室を探すと……。
また携帯ゲームですか!
隙あらばポケットから取り出して遊んでくれます。まさに売り文句どおり。
本当に買い与えるんじゃなかった……。
ロマンス願望の弘君。
朝っぱらから専攻の教授を口説いていました。
だーいぶ年上のようですが、それが好みなのか、はたまた別の下心があるのか。
「先生、分からないところがあるので個人指導をお願いしたいんですけど」
「それはいい心がけね」
教授も嬉しそうです。
熱心な教え子だからか若い男の子相手だからか……。
下手したら訴えられそうですよ、この教授も。
そういえば、演劇学のロバート教授は人にやたらキスしようと迫ってくるので困ります。
教授にも色々いるんですね。
その番、授業帰りに素也君にいじめられている透君を発見。
素也君……優しい子だったと思ったのに。章吾父さんの気難しくなる教育の賜物でしょうか。
そして透君。超内気な素也君にまでいじめられるようになったら、もうおしまいだって。不憫な。
一方の麻美ちゃん。
彼女もロマンス願望のはずなんですが、弘君と違って、恋より女友達に電話をかけまくる方が楽しいご様子。
(シャワー浴びたら、真理奈と美里と麻奈に、電話でおしゃべりしよっと)
さて、翌日も相変わらず一番起きは久美ちゃんです。
早起きというよりは、早く寝すぎて早くに目が覚めちゃったのです。
食堂のおばちゃんもまだやってこないので、暇つぶしにスポーツ観戦。
「あちゃー。点入れられちゃったよー」
「おはようさん。朝っぱらから熱心だな」
「あ、おはよ……」
透君は朝食の前にひと勉強です。
聡君がオムレツを食べてたら、素也君もやってきました。
そして、微妙な位置に座る内気な素也君。彼らしくて笑えます。
ま、聡君の向かいの席には食べ終わった後のお皿があって、座れなかっただけなんでしょうが。
そして弘君。朝も食べずに寝起きばなからいきなりナンパです。
「この間は俺のレポートやってくれて、ありがとな!」
「あら、いいのよ。私も楽しくできたもの」
そして麻美ちゃん。席を立ち際に放屁。
「くさっ」
大分遠くにいるのに、透君が鼻をつまんでします。
「えへ。でちゃった」
いや、麻美ちゃん。そこでかわいこぶっても無駄だから……。
本当にロマンス願望なんでしょうか。この子は。
そして、なかなか朝食を食べに降りてこない奴がいる。
またトイレの前で携帯ゲームです。
ああ! 時間を無駄にするんじゃない!
ただでさえ大学生は忙しいというに!
何事も紙一重で外してしまう透君。
素也君と圭司君が朝食をとっていたので、一緒に食べようと席についたら、ちょうど二人とも食べ終わってしまいました。
結局今日も一人で朝食をとるはめに。
と思ったら、海斗君が一緒に食べにきてくれました。よかったね。
あ、お皿下げなくていいから。
そんなの食堂のおばちゃんに任せといていいから。
きれい好きな透君。
そんな彼。実は掃除の達人です。それで奨学金も貰ったほどですから。
水槽の掃除だって、手際よくこなします。その手際に素也君も見惚れてますよ。
でもせめて、袖はまくろうよ……。
「あ、ママ? 私は元気でやってるわよ。でも透ったら全然地味で私も心配なの!」
パソコン室で電話する麻美ちゃん。
「ほーら。餌だぞー」
姉の心配をよそに透君。朝の和みの時間です。
そしてみんなでお勉強。
リディアちゃんにレポートを書かせ、教授を口説きまくっていた弘君。
なんと誰よりも先に、成績ゲージを満タンにするという快挙。
暇な彼は、暇な時間を持て余し、サイモン君に掃除の指示。
(暇なら自分でやれよ……)
サイモン君。図体でかい割りに気が小さいです。
「あー。掃除頼んだらまた暇になっちまったよー」
弘君、目がうつろです。
この子、しょっちゅうこんな目をしていますが大丈夫なんでしょうか。
聡君は談話室の暖炉の前にいました。
チャッカマンで点火。
火がつきました。
火をつついてみます。
「あったけー」
火の照り返しがきれいですねー。
弘君が暇だ暇だとうるさいので、みんなで遊びに行くことにしました。
行き先は音楽堂です。
実は、請求書の金額が払えないので、小遣い稼ぎの目的があったりします。
音楽堂といったらこの三つ子です。
さっそくセッション開始。
実は海斗君も創作レベルが高いんですが、残念ながらピアノがありませんでした。
残りのみんなは音楽にあわせて踊ります。
って透君。ここでもあなた一人で踊るのね。
素也君と麻美ちゃんが踊ってますが、麻美ちゃん、その顔はいったい。
素也君ははにかんで嬉しそうだというのに。
聡君。無表情でギターを後ろ手に弾いてます……。
ロックなんだからさ、もっとこう……盛り上がろうよ。
相変わらずクールですな。
おっと、こっちはかなりノッてますね。
中を舞うスティック。弘君もこの時ばかりは生き生きした目をしてます。
三つ子の演奏のおかげで、1100も儲かりました。これで請求書の支払いができます!
演奏のあとは若者らしく、みんなで語り合ってみました。
が、どうしてそんな狭いところで語り合うか。
そして、空腹を訴える圭司君でした。
さて、音楽堂から寮に帰ってきたら、弘君に掃除を指示されたサイモン君が一生懸命トイレ掃除をしていました。
ご苦労さん。
さて聡君と弘君は……。
「おまえ彼女ができたんだってー」
弘君ロマンス願望なのに、聡君にファーストキスを越されましたよ。
「しかも、女子大生三人だけで住んでるとこの子だろー。お前の彼女はカンベンしてやるからさ、他の子紹介しろよ。どんな感じなんだ?」
「そうだな……」
「ボスザルとレズ」
「……」
……聡君。それはあんまりな言い草。
弘君も絶句です。
それでもめげない弘君。
好みのタイプだった理奈さんの方にアプローチをかけることにしました。
相手が男より女の方が好きでも、かわいい女の子であることには変わりありません。
「あ、理奈さん。今度俺の寮に遊びに来ない? えっと、麻美とか久美も会いたいって言ってるしー」
一方その頃の素也くん。
目の前の青い髪が目に染みるようです。
真夜中には食堂のおばちゃんも帰ってしまいました。
でも、みんながお腹をすかせていたので、海斗君が自慢の料理の腕をふるってくれました。
こんなご馳走、おばちゃんは絶対に作ってくれませんよ。
豪華なお夜食の後、麻美ちゃんは海斗君に話しかけたい様子。
海斗君はMP3プレーヤーをノリノリで聞いてます。
やっと話せたと思ったら、
「やーい! お前食堂で屁したってー?」
海斗君、麻美ちゃんをいじめはじめました。
「なによー。じゃ、あんたはおならしないってのー??」
自然体が魅力の麻美ちゃん……とでもしておきましょうか。
このままでは二人の関係が険悪になってしまいます。
これはいかんと思い、聡君に率先してもらって、キックバックで仲直りさせることにしました。
素也君もやってきました。
これをきっかけに、仲良くやっていって欲しいものです。
そして透君。
ルームランナーで見事にすべってました。
その後は聡君とチアガール姿の女の子の三人でスポーツ観戦。
彼らはそのままでも仲がいいみたいですね。
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