弘君に招待されて、理奈さんがやってきました。
(そういえば、ここの麻美って子と奈菜は親友だったっけか。今度紹介してもらおーかな……)
ロマンス願望でしかも女の子好きな理奈さんです。
本当にはじめて見ましたよ。願望に同性と恋に落ちることばかり出てくるシムは。
大喜びで出迎えた弘君。どさくさにまぎれてハグでご挨拶。
「理奈さーん! 会いたかったよー!」
「ぎゃー!」
「いきなり何するのよ! 私にはそんな趣味はないわよ!」
「いや、聡から君のコト聞いたんだけど……」
弘君、めげずに甘く口説いてみました。
女の子を口説くのは初です。
麻美ちゃんに口説かれたことはあるんですけれどね。
すると、ハートが出ました。
しかも真っ赤なハートまで。
「……」
理奈さんが帰ってしまったので、弘君はこの青い髪の子に自慢です。
「聞いてくれ! 俺彼女ができたんだ!」
「理奈ちゃんつって、めちゃくちゃかわいーんだぜー。ところで、俺のレポートやってくんない?」
「は?」
弘君。かっこ悪いくらいのえらいはしゃぎようです。
さて、この恋どうなることやら。
明け方の女学生グリークハウス。
真由さん、自分の夢を見ています。
奈菜さんと理奈さん。
理奈さん、一人早くに目覚めてしまいました。
心にあるのは弘君のことです。
(この私が男の人を好きになるなんて……)
複雑な気持ちで湯船につかります。
理奈さんもやっぱりごく普通の女の子なんでしょうか。
「うだうだ考えててもしょうがない。よっしゃ! 朝ごはんでも食べて、エミリーちゃんを呼ぼっと」
理奈さん、いったんは弘君のことを忘れることにしました。
切り替えが早いです。
願望にだって、弘君の姿はちらりとも現われていませんし。
一方弘君の願望には、「理奈を好きになる」があったんですけれどね。
あくまでも、理奈さんは男の子とのロマンス願望を持たないのが不思議です。
さて、牛のエミリーさんを呼びました。
理奈さんこの笑顔。滅茶苦茶嬉しそうです。
「エミリーちゃん! 会いたかったわー。あ、奈菜いってらっしゃーい」
理奈さん、牛に抱っこしてもらってます。
この牛は理奈さんの彼女なのです。
そしてキッス。
もふ、と顔がめり込んでます。
あれ?
牛、もしかして今のがファーストキスだった?
最初の相手が女でごめんね。
たたみかけるように、理奈さん、牛をベッドに誘いました。
いよいよ牛の素顔が明らかになるか。
「牛も防犯のために、金庫買った方がいいよ。鼻輪とか入れられるじゃん」
その頃の奈菜さんと麻奈さん。
ついでに庭師のお姉さんと一緒に、ピザを食べてました。
ちなみにこの庭師さんも、理奈さんの恋人だったりします。
「今日授業で裸体画のデッサンがあってさー」
そして理奈さん、ついに牛の素顔を拝みましたよ。
なかなかかわいい女の子が入ってました。
今日も人マッケンジーちゃんにレポートを頼む麻美ちゃん。
大学に入ってから、レポートをまだ一度も自分でやったことはありません。
そして弘君の部屋でレポートを書き始めるマッケンジーちゃん。
チアガールが応援してくれています。
久美ちゃんはうるさがっていますが。
しかし部屋に女の子が三人も来たなんて、弘君が知ったら喜びそうです。
その弘君。公衆トイレの鏡に向かってロマンスの練習をしていました。
あまり人に見せられる姿ではありません。
麻美ちゃんはルームランナーで運動です。
でもすぐにこけました。
なぜか願望がかなっています。
ずるずる。
「うぐぐ」
誰も見てなくてよかったね。弘君が後ろにいるけど。
久美ちゃんと素也君は仲良く並んでテレビを見ていました。
久しぶりの姉弟水入らずです。
透君も麻美ちゃんとこんな風に過ごせるといいのですが。
大人数入り乱れての寮生活ではなかなか難しいかもしれませんね。
理奈さんです。
庭師のお姉さんに抱っこをねだっておおはしゃぎ。
そのあと、ベッドでいちゃつこうとしたら、どこからともなく牛が駆け込んできました。
そして二人の間にわって入り、理奈さんの頬をひずめで張り飛ばします。
「ちょっと! 理奈、これはどういうこと!?」
理奈さん、さすがにひずめの一撃はきいたご様子。
星を回してしまいました。
「うわーん! 牛、ごめーん!!」
理奈さん猛反省。
しかし、牛は肩を怒らせたまま帰ってしまいました。
ところが牛にはっ倒された理奈さん。
その晩、なんと弘君を家に招待したのです。
そして、現れた彼にセレナーデを歌いはじめました。
理奈さん、ショックでノーマルな女の子にでもなったのでしょうか。
(私も女に生まれた以上、一度くらいは男の子の恋人がいてもいいかも)
違いました。
でも、牛に振られてちょっぴり自暴自棄になっているのは確かなようです。
(でも、やっぱり私は女の子が好き)
ウフフの後、理奈さんはさっさと授業に出て行きました。
なにげに、3ウフフの願望がかなっています。
何も知らない弘君。満足げに夢の中。
(麻奈ー、兄ちゃんは大人になったぞー)
なぜに妹に告白するか。
理奈さんに遊ばれた形になってしまったものの、ある意味、彼女にとって最初で最後の男になれたのは、もしかしたら名誉なことなのかもしれません。
ある日の朝です。
ひさしぶりに麻美ちゃんは弘君と一緒になりました。
「そういえば、二人っきりになるのは、寮に入ってから初めてだなー」
ティーン時代は付き合っていた二人です。
すぐに肩を抱き合って、仲良く昔のように戻りました。
しかしロマンス願望の二人。
次の瞬間には携帯でそれぞれ電話です。
「弘君、誰に電話かけるの?」
「女の子」
「私は友達ー」
麻美ちゃんはまだロマンスより、友達とおしゃべりがいいみたいですね。
朝食風景。
今日は透君、海斗君とご飯が食べれたようです。
弘君も付き合ってテーブルについてくれてます。
奥では須々木姉弟もほのぼのと食事です。
麻美ちゃん、友達に電話をかけた後は、ファーストキスのお相手、ファルク君を寮に招待しました。
「久しぶり!」
「大学に入って初めて会ったね! 元気だった?」
ファルク君の笑顔が本当に嬉しそう。
すると、突然素也君が近づいてきて、ファルク君にいじめるを発動しました。
素也君、なんて分かりやすい人なんだ、君は。
そして場が読めないというかまったく気にしない久美ちゃん。
麻美ちゃんの背中をさすってあげてます。
「凝ってるねー。勉強頑張りすぎじゃないー?」
麻美ちゃん、勉強は人に任せっきりですが。
さて、先程ファルク君に抱っこされていた麻美ちゃんですが……、
その様子を本棚の影から見ている影が。
聡君です。
麻美ちゃんに対して、「気の落ち込みを注意する」を発動していたのですが、一体?
もしかして聡君も麻美ちゃんのことが好きだったんでしょうか。
(あー! 見てられない!)
聡君……。
君には真由さんがいたはずでは。
麻美ちゃん、そこの本棚であなたのために苦しんでいる人がいるんですよ。
そんなことは何も知らない麻美ちゃん。
ファルク君と一緒にダンスをはじめました。
「ねーねー、私と付き合ってみないー?」
「でも、麻美ちゃん、僕一人で満足できないんじゃないかなー」
「せっかくのキャンパスライフだよー。ファルク君も恋もいっぱい楽しまなきゃ」
踊りながらファルク君をくどく麻美ちゃん。
それにしても、二人でダンスってかわいいですねー。
一方その頃、弘君もせっせと女の子を口説いていました。
「この間は俺のレポートやってくれてありがとな! ところで俺の妹のことだけどさ」
「大学に入ってますます頭よくなっちゃってさー。俺歯が立たないの」
何気に妹自慢をする弘君。
それを聞いてあげているリディアちゃんは、本当に人が良すぎです。
その後、仲良く枕たたきをはじめました。
しかしここは公衆トイレですが。
「あんた達邪魔だよー」
久美ちゃん大弱り。
そして突如来襲する、怪しげな衣装の集団。
どうやらこの集団は海斗君が呼んだ様子。グリークハウスの人たちです。
麻美ちゃん達の寮にはいろんな人が来ます。
The sims2プレイ環境
本体+キャンパス+ナイト+ショップ