朝、麻美ちゃんは早くから起きて読書です。
隣の学生は、麻美ちゃんに話しかけたい様子。
圭司君、なにやらシリアスなお顔と思ったら、鏡に向かってスピーチの練習中でした。
口論もどんと来いという感じでしょうか。
それとも、奈菜さんを言い負かす練習かも。
そしてなんと弘君は、自分でレポートを書いています!
珍しいこともあるものだな。
あ、単にカリスマポイントがなくなって、自分でやらざるを得なくなったと言うことか。
素也君はなぜか透君の部屋でリラックス中。
聡君といい、なんで君達はこの部屋が好きなんでしょう。
麻美ちゃん、まだストーキングされてます。
この学生、ぬぼーと何時間も突っ立っているか、誰かの側でたたずんでいるかのどちらかしか見たことないです。
ちゃんと生きてるのか、君は。
素也君は麻美ちゃんの部屋で課題をはじめました。
なぜ、勉強部屋の机でやらないんだ、素也君。
どうも自分の部屋をちゃんと認識できない人が、大多数です。
平和な朝。
聡君は見事な腕前でホットケーキを焼きます。
宙を舞うホットケーキ。
透君は魚の餌やり。
何とものどかな一日の始まり……かにみえました。
談話室では、素也君が麻美ちゃんの背中を撫でてあげていました。
「素也君、ありがとう。肩のコリがほぐれたわ」
麻美ちゃんがお礼に手をつないであげてると……。
「きーっ!!!!」
なんと、弘君が部屋にやってきていたのです。
「おいこら! 麻美っ」
「あっ」
弘君、完全に目が据わっちゃってます。
「この浮気女ー!」
ばしーん!!
弘君の平手打ちが炸裂です。
「痛ーい! ちょ、信じられなーいっ」
麻美ちゃんショック!
そして神に助けを求めるようにこちらを向く素也君……。
ああっ!
ついに麻美ちゃん、弘君への恋が冷めちゃいましたあ!
は、破局です!!!
素也君は現実逃避。
しかし、この修羅場でそうは問屋がおろしません。
怒った麻美ちゃん、さらに弘君に見せつけるかのように……。
向こうでは、聡君が「気の落ち込みに注意する」を発動。
どうやらこのコマンド、身内の恋人が浮気をしているのを目撃するとでるようですね。
そして、聡君の麻美ちゃんへの友好度が恐ろしくマイナスになっていました。
そりゃ、弘君のために怒るのも分かるけど……。
でも、ねぇ……。
地団太を踏む弘君。
自分は浮気をしても麻美ちゃんの浮気は許せない様子。
麻美ちゃん本日二発目の往復ビンタ。
星が回ってます。
「ふんだ! 弘君なんか、もういいもんっ!!」
ああ……。
終わった……。
無言のまま見つめあう……じゃない、にらみ合う(?)男二人。
素也君、ガクブルなんじゃないか?
こんなことになる前は、二人は結構仲が良かったのに……。
浮気は色んなものが壊れてしまいます……。
麻美ちゃんと弘君の友好度もとんでもないことになっていたので、とりあえず語り合わせました。
話し合って解決してみてくださいよ!
「お前と語り合うことなんかないっ」
「こっちこそないわよ!」
何も知らずに遊ぶ、麻美ちゃんの弟。
「おっ! ど真ん中に命中~!」
幸せ者です。
「それにしても、今日はなんか空気がピリピリするな……」
シヤワセ者です……。
「ああ……。最悪な一日だったわ……」
麻美ちゃん、しょんぼりと就寝です。
良く眠ってね。
今日もほのぼのとした朝です。
って、昨日も始まりだけはそうだったのですが。
はたして今日は……、
「弘君!」
「麻美ちゃん!」
ひしぃぃ
「昨日はごめんな!」
「私の方こそごめん!」
若い……もとい和解。
はえーなおい。
そしてお互いの魅力によろめく二人。
昨日の修羅場がウソのようです……。
ま、いいか……。
「ふんふーん」
シャキシャキ。
学期末試験まで時間が余ったので、透君に刈り込みをお願いしました。結構ボウボウになってきてたんで。
寮の裏手はもっと大変なことになってますね。
ま、頑張ってくだちゃい。
弘君は麻美ちゃんに課題を教えてあげてました。
というかそう指示させました。
本当は弘君のことで麻美ちゃんを心底嫌うようになってしまったので、こんなことしたくないんでしょうが。
でも、もう少しで麻美ちゃん、最優等が取れそうなのよ。
「素也君、昨日は色々ごめんね」
「あ……、うん」
素也君は終始オロオロしていただけでしたね。
手をつないで元気のない素也君を励まします。
今度は弘君が部屋にいないから大丈夫。
いえ、もう二人はただの友達になっちゃったので、目の前でいちゃついても浮気にはなりません……。
透君が裏手の生垣を切っている最中に、表の生垣がまた新しく、にゅうっと伸びてしまいました。
もしかしてこの作業、きりがない……か?
「ばっかでー! お前、あの生垣えんえん切り続けたのかぁ?」
弘君、透君を笑っちゃいけません。
生垣は彼のおかげでこの通り!
すっきりかっちりきれいになったんです!!
そんなこんなの修羅場の翌日。
「お腹すいたな」
冷蔵庫を物色する透君。
空腹で早くに目が覚めてしまったのです。
「そういえばこの二日、姉ちゃんの様子が妙だったけど、何かあったのかな」
何も知らない透君。
あの修羅場を知っているのは、当事者達と聡君だけなのです。
透君が多めにトマトシチューを作ってくれたので、お腹がすいた他の人もお相伴にあずかりに来ました。
「いい匂いがしたと思ったら、透が料理してくれてたのねー」
「う、うん」
麻美ちゃん、弘君の隣でシチューを掻き込みます。
この二人、すっかり仲直りした様子。
夜明けまでまだ時間があります。
透君はルームランナーで運動。
最初はベルトコンベヤーの速度に足がついていきませんでしたが、今ではもうこの通り!
颯爽と走っています。
麻美ちゃんは絵画。
でっかく描く必要がある絵なのでしょうか……。
この三人はテレビ鑑賞です。
「テレビショッピングのランプ、スーパーはぼきもついて200$だってー」
「むしろはぼきの方が欲しいかも……」
日が昇って、麻美ちゃん圭司君と本日二度目の朝食。
弘君はせっせとナンパ。
いつもの朝がやってきました。
弘君、愛撫しようとして拒否られてます。
(あ~だめだ。調子が戻んないわ……)
この二日間、色々あったからね。
しかし、愛の狩人弘君。
攻める手を変えて、あっさり新しい彼女をゲッツ!
ちなみに弘君、彼女が好みらしく、口説くを指示するとガッツポーズをとりましたよ。
海斗君は麻美ちゃんの部屋でゲームに没頭中。
なぜ、君がそこにいるんだよ!
麻美ちゃん、素也君の肩をとんとん。
弘君との破局以来、この二人は本当に仲睦まじくなりました。
さて、音楽がかかっていたので、麻美ちゃんは海斗君と踊りだしました。
それをうらやましそうに見つめる素也君。
麻美ちゃん、どうして素也君と踊らないの?
素也君の踊り。
こぶしをぐるぐる……。
ふんふふーん
らんらん……
素也君、踊れないなら踊らなくていいよ?
対照的な二人の踊り。
海斗君、元気がよすぎてソファーに頭がめり込んでます。
内気な素也君、踊りもやっぱり内気でした。
その後、食堂ではにわかにキックバック大会が始まりました。
食堂のおじちゃん、めちゃくちゃ迷惑そうです。
海斗君も加わって、大賑わい。
一方その頃久美ちゃんは。
「いないいないばー」
どこまでもマイペース。
そういえば、麻美ちゃんと聡君は同じ学部。
なので授業時間も同じ。
授業が終われば、二人一緒に帰ってきます。
しかし、弘君のことで聡君は麻美ちゃんと険悪な仲。
それは突然起こりました。
喧嘩だ!
とうとう聡君が麻美ちゃんを襲いました!
「お前、弘と素也とどっちが好きなんだよ!」
「どっちもに決まってるじゃないのよ!」
びしびし、べちんべちん!
「恋に生きる女に、どっちかなんて聞かないで! あんた知識願望なんだから、もうちょっと理解があってもいいじゃない!」
「うるせー! 弘をコケにしたらただじゃ済まさないってんだよ!!」
「むぎゅ」
「なによこのブラコン!」
「お前に言われたくないぞ、尻軽女!」
どびしがつんがつん
「いたーい!」
「どうだ、これで分かったか!」
聡君の勝利です。
……しかし、なんて不毛な喧嘩だろう。
麻美ちゃん、喧嘩に負けて悔し泣きです。
「お嬢ちゃん、何かあったんか?」
食堂のおじちゃんが心配してますよ。
「麻美ちゃんどうしたんだろーな。麻美ちゃんが泣いてると俺も悲しーい」
圭司君、携帯ゲームをしながら麻美ちゃんを心配してますが、あいかわらずいつでもどこでもそれで遊ぶのはやめなさい。
そこにいると、おじちゃんの邪魔でしょうが。
「聡君も悪気はないと思うよー。気難し屋だからねー」
久美ちゃん、麻美ちゃんを元気づけます。
争いの原因となった弘君。
二人の険悪な空気をよそに、せっせと女の子を口説いていました。
「会いたかったよー」
「ふふっ、私も」
あれ?
「これどういうことだ!」
「あー! やばっ。あんたいたのー」
相手の女の子、浮気がばれた様子。
人の修羅場ははたからみて、結構面白かったりします。
調子に乗った弘君、男の前でさらにいちゃついて見せます。
弘君、思いっきりにらまれていますよ。
一方その頃、素也君は麻美ちゃんのベッドでご就寝中。
こら! いくら麻美ちゃんが好きでもそれは許さん!!
自分の部屋で寝れー!
麻美ちゃんは、魚にえさやりです。
むしゃくしゃした時は、魚が癒し。
「いっぱい食べてねっ」
そしてお魚と遊ぶ。
「そーら、食べちゃうぞー」
麻美ちゃん、顔が恐すぎです。
……本気か?
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