夜明け頃、子供達を何とかベビーベッドに寝かせました。
しかし、休む間もなく、一番最初に寝かせた子をベビーベッドから出す仕事が続きます。
「はぁー。あんた達、もう起きちゃったのねぇ」
幼児の体力回復は、やけに早い気がしますよ。
そして昨日のシッターさんはまたしても、子ども部屋にお漏らししていきましたよ、このやろう。
楽しさゲージが真っ赤な照ママ。
ひとまずシッターさんに後を任せ、章吾さんに電話して気晴らしです。
「この間は子どもたちの相手をしてくださってありがとうございますー。今度は私の相手もして欲しいな、なんちゃって」
さすが照ママ。四十親父相手になかなか積極的です。
「ふう」
テレビの前でボーっとする照ママ。
そろそろ精神力も限界かもしれません。
この二日間、仮眠しかとれてませんものね。
えー……。
またなんか外で寝ている子がいますね。
なぜにそう逃げ出したがるのか。
もう辻井家ではおなじみの、死屍累々とした風景です。
なんと!
この日の晩までに全員をベビーベッドに収容することができました!!!
実はシッターさんを二人雇ったのです。
もっと早くにこうすればよかったのかしらん。
そして、シッターさんのお漏らしも、今晩はダブルでしたよ……。
お漏らしの上で子ども達が跳ね散らかしたので、写真右下の方にその洪水あとが写っております。
明日きっとメイドさんが掃除してくれるさ……。
ついにこの日がやって来ました。
幼児から児童への成長です。
成長してもまだ床で寝ているものがいます。
本当に、雑草のように育てられた子供たちです。
で、その子供たちにはまず、自分で散らかした洪水あとでも掃除してもらいましょうか。
照ママはすでに疲れ果てて、子供たちの成長の瞬間すら見ておりませぬ。
子供たちにはさっそく料理の勉強をしてもらうことにしました。
七人もいると食事の面倒を見切れないことがあります。
お腹をすかせた子どもには、自主的にマフィンを作って飢えをしのいでもらうつもり。
照ママ、今晩のおかずはマカロニチーズにしました。
子供たちと食卓を囲むのは初です。
これからは毎日、一緒に食事をする家族ができるのです。
七人の子育ては大変だけれど、家の賑やかさも七倍、楽しみ七倍ですねー。
子ども部屋には七つのベッドが並ぶことになりました。
明日からは七冊の宿題地獄が始まりそうな予感です。
七つ子ちゃん達、初登校。
照ママに見送られてぞろぞろお家を出発です。
ぞろぞろぞろ。
そういえば、子どもたちの服を何とかしなくてはいけませんね。
ちょっとダサすぎです。
照ママにはお昼のうちに買い物に行ってもらう事にしましょう。
さて、学校から帰ってきました。
皆でテレビ観賞。
友達まで連れてきちゃったので、家の中が一気に混雑します。
テレビでリフレッシュしたあとは、さあ、宿題です!
皆にはA+を目指してもらいますよー。
子ども達が宿題をしている間に、照ママは夕飯作りです。
でも食事って、一度にできるのは六人分までなんですよね。
子供たちのうち誰か一人が、くいっぱぐれることになります。
宿題が終わった人から食べると言うルール。
辻井家は食事も大変です。
宿題が終わった子ども達。
なんだか騒がしいことをしていると思ったら、哲郎君が早紀子ちゃんをいじめてました。
「やーい! ばーか、ばーか」
「早紀子のはなみずー」
「な、なによ~!」
哲郎君、いじめっこみたいです。
「さあ皆。喧嘩しないで仲良く食べるのよ」
照さん、そういうなら七人分作ってあげてくださいよ。
しかもあなたが一皿食べてたから、二人の子がくいっぱぐれたじゃないですか。
夕飯が食べられなかった衛ちゃん。
ぬいぐるみで一人遊んでいました。
「いいもーん。夕ご飯が食べられなかったら、朝ごはんはちゃんと食べさせてくれるルールだもーん」
「うさちゃーん」
ぎゅうぅー。
ご、ごめんね。衛ちゃん……。
「やーい! 慧のおねしょたれー」
「な、なんだよー」
哲郎君、またいじめてます。
しょうがない子ですね。
登校初日はとってもうまく行きました。
皆さん宿題も済ませて、こころおきなく就寝です。
明日も、こういけばいいですね。
朝です。
昨日の夜早く寝すぎてしまったので、子供たちは早くに目が覚めてしまいました。
「もれちゃうよー」
あっ、慧君それはだめ!
「やーい! 慧のおしっこ垂れー」
すかさずいじめる哲郎君。
本当にいじめっ子ですね。
することがないので、ベッドの上で飛び跳ねはじめました。
元気が有り余っているようです。
「早紀子のばーか」
「なによ!」
こ、こちらでは千夏ちゃんがいじめるを発動。
仲悪いのかしら。この七つ子たち。
どうすればいいんでしょう。はあ。
今日は土曜日です。
照ママは知り合いの大学生勝也君を家に招待しました。
子供たちのお兄ちゃん代わりです。
「みんなー。勝也君と仲良く遊ぶんですよー」
「はーい!」
「ママ、僕の朝ごはんは……?」
食いっぱぐれた衛君。
「千夏の足でかー」
ああっ!
またいじめてるし!!
空腹だと、人間性格悪くなります。
衛君、しかたなく自分でケーキを焼きはじめました。
そうそう。このために料理を勉強させていたんです。
おなかがすいたら自足するのが、子沢山の辻井家では必要なスキル。
真人君と哲郎君が枕たたきをはじめました。
こちらでは早紀子ちゃんと慧君もはじめましたよ。
本当に活きがいい子達ですね。
「やったなー。えい!」
ばすんぼすん。
早紀子ちゃんの二連発が炸裂。
羽根が飛び散ってますが、片付けるのはきっと照さん。
子供たちの遊び相手にと呼んだ勝也君は、なぜか照さんと手をたたきあって遊んでいました。
まあいいか。
どうやら勝也君、照さんが気になるようですね。
哲郎君が勝也君とおしゃべりをはじめました。
子ども達が勝也君になついてくれるといいですね。
今後も勝也君を家に呼んで、子供たちとの親睦を深めてもらうつもりです。
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