朝です。
透君、目が覚めたらお腹の大きな麻美ちゃんがいました。
「姉ちゃん、それ誰の子……?」
「素也君の子」
透君、麻美ちゃんに色々いいたいことがあるのですが、出勤の時間になってしまいました。
ところが表では、誰かがゴミの缶を倒して害虫が大発生中。
「害虫……いやっ!」
麻美ちゃん、あまりの気味の悪さに泣き出してしまいました。
「あーあ。姉ちゃん大丈夫かな。害虫駆除業者にも電話かけとかないと……」
透君、悩みが多いです。
業者の人のおかげで、害虫はきれいさっぱりいなくなりました。
麻美ちゃん、ようやくほっと一息。
「これで安心して産めるわ」
そしてついに、お風呂で産気づきました。
「や、やだっ! こんな狭いところで!?」
ポコーンと元気な男の子を出産!
名前は素也君にちなんで、素直と名付けました。
「やだー! すっごくかわいいじゃない! 女の子みたい!」
「素也君! あなたの子よ!」
「え」
麻美ちゃん、遊びに来ていた素也君に、いきなりのご対面。
素也君、突然のわが子の出現に茫然自失。
仕事から帰ってきた透君。
「うわー! 僕叔父さんになったんだー!」
麻緒ちゃんがいますが、この家で初めて育てることになった初めての甥っ子です。
透君の感動もひとしお。
「かわいいなー。麻緒ちゃんもこんな感じだったっけー」
透君おおはしゃぎ。
素也君、動揺が収まらないままも、我がこのお世話です。
「俺の子ども……?」
視線はあさっての方向ですが、どうにかミルクをあげていましたよ。
晩には、翼さんと悠子さんも呼びました。
是非とも孫に会っていただかなくてはね。
「ごめんなさいね。突然子どもが生まれて、驚いたでしょう」
「はい……」
「麻美ったら、どうしてあんな子に育っちゃったのかしら。次々に父親の違う子を生んだりなんかして」
……それはあなたの血ですよ、悠子さん。
翼さんも加わってきました。
「素也君、もしよかったら、麻美との結婚を考えて欲しいんだが。麻緒という子もいるが、あの子は大きくなるまで弘君のところで育てるようだし……」
「まあ、翼ちゃん。それは私達が口を出すことじゃないわよ。ねぇ、素也君」
「はあ……」
家族願望の翼さん。やっぱり、麻美ちゃんには結婚して欲しいみたいですね。
その相手には、ロマンス街道をばく進中の弘君より、素也君みたいな大人しめの子がいいようです。
「素直が大きくなったら、一緒にキャッチボールをやりたいと思います……」
素也君、翼さんと男同士でお話中。
しかし、翼さんはテレビの方に夢中みたいです。
「たくさん飲んで、早く大きくなれよ。ママを守れるくらい強い子になってねー」
翼さん、帰り際に素直にミルクをあげていました。
やっぱり、麻美ちゃんには旦那さんが必要だと、翼さんは考えているようです。
麻美ちゃんと同じロマンス願望の悠子さんを妻に持つ翼さん。
色々悩みはあるけれど、ロマンス願望だって結婚はできるはずと強く信じているのでした。
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