弘君の子どもができちゃった麻美ちゃんが、出産のために男ばかりの家に泊まりに来ました。
「で、本当に弘の子なわけ?」
圭司君は疑り深げ。
「あ、麻美ちゃんいらっしゃい。むさいとこだけど、くつろいでくれよな。お腹減ってる? 俺なんか作ろうか」
海斗君は大歓迎してくれてます。やさしいですね。
「男かな、女かな。なんか楽しみだなー」
圭司君もようやく麻美ちゃんを疑るのをやめたようです。
ちなみにこの家、パーティー好きの圭司君と海斗君のために、ダイニングが結構広いです。
夜中に弘君が仕事から帰ってきました。
「麻美! 風呂場で遊ぶな! 俺が入れないだろ!!」
麻美ちゃん、お風呂で遊ぶのは相変わらずです。
さて翌日です。
「なあ弘、俺、今朝仕事の迎えの車が来なかったんだけど……」
「おまえ、クビじゃねぇの?」
朝、皆で一緒にテレビを見ていたら……、
陣痛が来ました!
「いたーい!!」
「ひえぇぇぇ! 麻美ぃー!!?」
弘君飛び上がりすぎ。
「よよよよよよし、麻美、お、落ち着け! 落ち着け!」
「だめー! いたすぎーっ!! いやあああ」
弘君も麻美ちゃんも、もう何がなにやら分からない状態です。
「ひー! 麻美ちゃん!!」
「もうでちゃうー!!」
「でででででででたーっ!!!」
バイーンと元気な女の子が生まれました!
おっ、これは麻美ちゃん似でしょうか。
皆に見守られて、よかったね、麻美ちゃん。
透君と二人暮しだったら、一人で産むことになっていたかもしれません。
皆が赤ちゃんを見に来ました。
聡君と透君もやってきましたよ。
女の子は麻緒と命名。
「姉ちゃんおめでとう」
「麻美、おめでとう。今日は喧嘩は勘弁してやるよ」
「麻美ちゃん、聡はほっといていいからねー」
「みんな! ありがとう! 私も麻緒も幸せだわ!」
「さ、麻緒ちゃん、パパよー」
「おおっ、ちっちぇー。なんかこわいな……」
弘君、大喜びです。
今日から彼がしばらくの間麻緒ちゃんを育てることになっているのです。
麻美ちゃんの家だとベビーシッターを雇わなくてはいけなくて、それでは麻緒ちゃんがちょっとかわいそうですから。
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