休日の朝。
透君と子ども達。
朝食の後、この二人はチェスです。
「ねぇねぇ、今度二人でダウンタウンとか遊びにいこーか」
「えっ? ダウンタウンに?」
社交的で積極的な麻緒ちゃんに対し、内気で消極的な素直君。
そして夕ご飯。
家族そろって食事している所を見ると、ついつい意味もなくSSをとりたくなってしまいますー。
子供たちが眠った後、透君がそれぞれにお休みのキスをしてまわっていました。
まずは甥っ子の麻耶君に。
それから詩乃ちゃんに。
それから聖司君に……、って、おーい!
透くん、息子のことをど忘れ。
謎なシムの行動。
さて、今日は麻緒ちゃん、素直君を連れて遊びに出かけました。
「ママからお小遣いたくさん貰ったから、たくさん遊ぼうね!」
「う、うん」
もっとも素直君は知識願望。
公共区に遊びに出かけても、あまり願望は叶えられないのですが。
対して麻緒ちゃんは名声願望。
通りすがりの高校生にも気軽に声をかける麻緒ちゃん。
「ねえねえ、君今暇? 私達と一緒に遊びに行かない?」
「君のメイクいかしてるー。行く行く!」
あっという間にお友達ゲットです。
そしてやってきたのは現代美術館。
火を噴く便器のオブジェがなんとも印象的な所です。
というか、中の美術品よりはるかに強烈な展示物なので、これさえみたら後は大して見る価値がないという。
美術館のカフェに辻井家の衛君がいました。
「ねぇねぇ、一緒に行こ!」
すかさずナンパする麻緒ちゃん。
賑やかなのが本当に好きな子です。
タクシーを待ちながら。
「俺達、まず友達から始めてみない?」
ロマンス願望の衛君も、麻緒ちゃんを口説きにかかっています。
「はあ……(帰りたいな……)」
内気な素直君、早くもお疲れの様子。
さて、次にやってきたのはカフェ。
おなかが空いたので、皆でご飯です。
「私のおごりだから、ばんばん食べてね!」
「君、本当に気前よくて明るいねー」
素直君と二人で遊ぶはずが、社交的な麻緒ちゃんのおかげで、あっという間に四人に増えてます。
麻緒ちゃんはフライドチキン、素直君はフィレステーキ、衛君は桃のタルトレット、最後の子はクレープシュゼットを注文しました。
素直君、君贅沢だね。
「いただきまーす!」
「ごっそさま!」
って、この姉弟食べるの早いな!
あっという間に平らげてしまいました。
おなかが空いてたのか。
お次はボーリング場にやってきました。
プリーザント家のぐれてない方の娘さんがいたので、麻緒ちゃんすかさず誘おうとしますが、
「ごめんなさい。私、遠慮するわ」
あっさり断られてしまいました。
残念。
素直君、早速投球。
投球!?
あっ、ガーターにはならずにちゃんとピンが倒れましたね。
初めてにしては上出来。
「よかった……」
続いて麻緒ちゃん。
きれいなフォームです。
惜しい!
隣のレーンでは、圭司君が遊んでました。
見事にストライクです。
「まじで!?」
本人も信じられない様子。
その後、プリクラを撮りました。
知識願望の素直君は写真を撮るのを嫌がったので、衛君と。
……撮れてないっ!
明らかに身長足りてないよ、君たち!
どうやらアダルトじゃないときれいに撮れないようですね。
衛君たちは帰ってしまって、また姉弟二人だけになりました。
タクシーを待っている間、麻緒ちゃんはベンチにごろん。
「お姉ちゃん、疲れてるんならもう帰ろうか?」
「まだ! まーだ!」
次にやってきたのはカードハウス。
なんだか妙な帽子のおじいさんといっしょにゲームです。
「いくらかけよーかなー……」
知識願望の素直君、ようやく楽しめるところに来たようですね。
「うーん……」
持ち手をちらっ。
いい手、来た?
そんなにかけても大丈夫なの?
素直君。
カードゲームをしていたら、あっという間に深夜をまわってしまいました。
そろそろ帰るとしましょうか。
「楽しかったねー、素直」
「うん」
タクシーを呼んで、いざ帰宅。
「麻耶がティーンになったら、三人で遊びにいこーね!」
「そうだね」
「お客さん、楽しんだんですねー」
って、運転手さん! 前見て前!!
麻耶君が十代になりました。
「よし! 一緒に遊びに行こう!」
麻緒ちゃん、早速弟二人をダウンタウンに連れ出します。
「麻耶、何でも好きなもの頼んでいいからね!」
麻緒ちゃん、麻美ちゃんからお小遣いを貰っているので今日も太っ腹。
素直君はケーキがいいみたい。
「ねーねー、この後きもだめしいかない?」
あ、もう一人いる黒人の彼は、たまたま遊びに来ていた麻緒ちゃんの友達です。
さすが麻緒ちゃん、友達が多いようです。
夕食の後は外でコーヒーなんぞを飲みますが、すでに深夜を過ぎた午前二時。
遊びに出るのがちょっと遅かったか。
通りでは怪しげなおばあさんがなぜか編み物。
この人、なんかのお化けですか?
場所を移して、お夜食にします。
というか、すでに三時近いですが。
「素直、それ一口ちょうだい!」
「いいよ」
麻耶君、食べるのはやっ!
早食いの真央ちゃん達より早いっていったい君は……。
食後は兄弟そろってスマッスル。
麻耶君、なんか情けない顔つきになっていますが。
恥ずかしいのかな。
陽気な姉に付き合うのも大変ですね。
最後に、麻緒ちゃんは麻耶君と写真を撮りました。
「初めて撮った弟との写真だー!」
麻緒ちゃん感動ひとしきり。
写真は麻美ちゃんの部屋に飾りました。
素直君も一緒に写真とってくれるといいんですけれどねー。
今ひとつ遊び付き合いの悪い知識願望素直君なのでした。
皆さんおそろいで朝ごはんです。
でも麻美ちゃんは朝ごはんお預けです。
いつの間にやら、太ってしまったんです。
「ダイエット、ダイエット」
「私、あきらめないっ!」
ぽっちゃりと豊満な体もそれなりには魅力的かもしれませんが。
でも、麻美ちゃんはスリムな方が似合ってますね。
努力の甲斐あって……。
ほら、やっぱり痩せてる方が洋服も良く合います!
「ダイエットしたら、おなかが空いちゃった!」
チーズサンドをぱくり。
「おいひい!」
「お姉さん、あんまり食べると、また太りますよ」
「姉ちゃん、うれしそうだね。なにかいいことあったの?」
透君がやってきました。
「ダイエットに成功したのよ!」
「あれ、姉ちゃん太ってたっけ?」
鈍い透君。
さて、麻美ちゃん久しぶりに素也君をお家に呼びました。
「久しぶり! 元気だった?」
「うん。麻美ちゃんも元気そうだね」
ちょうど子供達も学校から帰ってきてました。
素也君、息子に会うのも久しぶりです。
たまには親子の会話でも……。
「父さん……、今日は天気がいいね……」
「あーあー! 聞きたくないー」
って、この親子、会話合わねー!!
なぜ天気の話がダメなんだ、素也君!
素也君、さっさと透君とビリヤードをしに行ってしまいました。
……どうやら実の息子にたいして人見知りしているようです。
どれだけ内気なんですか。
素也君。
麻美ちゃん、今夜は弘君とデートです。
海斗君の結婚式で大喧嘩して以来、仲直りの機会を探していたのです。
「とりあえず、乾杯しましょうか」
「何に」
「まあ、いいから」
「私のシェフサラダ、一口どお?」
「……んー。もらおうかな」
「うまい!」
「ふふっ」
「あのときはごめんね」
「うん。俺も悪かったな」
ようやく、仲直りできました。
レストランのど真ん中でいちゃつく二人。
はっきり言って、迷惑ですが。
ようやくキスできるくらい友好度が回復してくれました!
デートの最後には二人で写真も撮りましたよ。
これを家に飾ることはできませんが、麻美ちゃんの宝物になりました。
家に帰ってみると、いつも仲良しな弟夫婦の姿が。
好きな人と暮らせるって、麻美ちゃんにはちょっとうらやましいですね。
「麻緒ー、ママはあんたのパパと仲直りしたよー!」
「よかったー!」
「でも、ママ! ちょっと強すぎ……!」
「あはは! 隙を見せるからよー」
母娘、朝から元気に枕たたきです。
ちなみに、透君の双子ちゃん、十代に成長しました。
こうしてみると、二人とも本当にそっくりですねぇ。
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