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平和な日常 (シム日記)

PCゲーム「The Sims2」のプレイ日記です

2025'01.23.Thu
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2006'12.12.Tue

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サボテン・サロン。

今日も元気に営業中……って、弘樹君、お客様の前でなんて顔してるんだ。

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そして店内では、辻井家の千夏ちゃんが他のお客をいじめ中。

この間の乱闘といい、どうも最近のサロンは物騒です。

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そして、あいも変わらず身内の客が多し。

今日も叔父さんの翔君が買い物に来てくれました。

「ま、小遣いやる代わりに買い物に来たってことで」

「うれしいような悲しいような」

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弘樹君のスタイリストとしての腕も、

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ご覧のとおり。

麻緒ちゃんより明らかに成功率が高いです。

才能があるのかもしれません。

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それから、素直君。

ついに自然科学キャリアの頂点を極めてしまわれました。

な、何なの。

その野趣あふれるユニフォーム。

はっぱ隊?

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しかも飛んだ!?

すでにして人をやめたようです。

サボ恵のことといい、もう君の事を理解するのはあきらめたよ。

そのまま人生を極めてくれ。

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さて、家を出て行った麻耶君。

新居で無事に挙式。

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式には呼べるだけ人を呼びました。

麻緒ちゃんたちなどは、仕事で呼べませんでしたが。

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皆に祝福されて、幸せいっぱいです。

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これから二人、力を合わせてひとつの家庭を築いていってください。

お父さんには恵まれなかった麻耶君。

こうして夫婦そろっての家庭を持つことは、夢だったのかもしれません。

今後の彼らの生活は、また別の話。

たぶん、どこかでサブキャラとして登場することでしょう。

麻耶君ごめん。

最後まで地味な出番だったね。

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2006'12.12.Tue

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仕事から帰ってきた麻緒ちゃん。

すぐに洋服を着替えて、車に乗り込みました。

今日はデートです。

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お相手はエカル君。

前に彼がお店に来て以来、麻緒ちゃんが頻繁にハートを飛ばしていたので、電話で仲良くさせました。

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手をつないで、初めてのデートにしてはなかなかいいムード。

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まずはお食事です。

支配人を待っている間も見つめあう二人。

(エカル君の前髪、もう少しぱっつり切りたいなぁ)

(麻緒ちゃん、後ろ髪が変な方向にはねてるけど、言ったほうがいいのかなぁ)

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そして席に着いた二人。

「実はさ。俺も美容院やってるんだよね」

「ええーっ!?」

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「じゃあ、この間は敵地調査に来たってわけー?」

「そゆこと。でも、君のスタイリングの腕前を見て、安心したよ」

「むー……」

サボテンサロン、ピンチ?

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「でも、エカル君のお店はブルーウォーター村にあるんでしょ。住み分けとかできるんじゃないかな」

なぜか下手に出る麻緒ちゃん。

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「あ、そだ。私の一口食べてみる?」

「いいの?」

話の流れを変える麻緒ちゃん。

初めてのデートでいろいろ気が張ってるようです。

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「んー、うまい!」

「よ、よかったー」

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(しまった! 私また早く食べすぎちゃった!)

相変わらずの早食い。

食事のペースをあわせるのも大変です。

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その後、外のカフェで食後のコーヒーにしたのですが、コーヒーを飲み干すなりエカル君は帰ってしまいました。

あちゃー。恐らく便意ゲージが下がりすぎたのが敗因か。

麻緒ちゃん残念。最初のデートでは初キスならず?

仕方なしにカフェを後にした麻緒ちゃん。

このまま帰るのもすっきりしないので、「地下室0のナイトクラブ」へいくことに。

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すると、偶然エカル君と遭遇!

君、帰るって言ってこんなところをうろついていたのかい。

麻緒ちゃん、これはもう運命と思うしかありません。

すかさずエカル君を呼び止めて……、

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ファーストキス。

なんか、エカル君のほうが緊張している感じですが。

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その後、二人きりになれるのは車の中、と気がついた麻緒ちゃん。

エカル君を引っ張り込んで、しばしおしゃべり。

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そして、プリーザントビューのはずれにある教会までドライブでやってきました。

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やってきたのは翼さんのお墓。

麻緒ちゃん、おじいちゃんに彼氏を見せに来たのです。

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静かな墓地で二人っきり……。

ではないですか。

思いっきり見られてます。

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その後は教会の中でまたまたおしゃべりです。

「私もいつかこんなところで結婚式をやってみたいな」

「ふーん」

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さて、デートを終えてうちに帰ってきた麻緒ちゃん。

早速今日のことを日記にしたためます。

でも、誰だ。その男は。

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「ダウンタウンには吸血鬼もいた……と」

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「サロンで失敗メイクをしちゃったルカさんも、まだあんな顔でうろついていた……と」

麻緒ちゃん、エカル君のことは書かないの!?

「日記を書く」って行動、謎です。

2006'12.12.Tue

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麻緒ちゃんがデートをした翌朝です。

いつもの朝食。

「ねえねえ、弘樹君。私ってきれいになった!?」

「は? 昨日と変わんないけど」

「恋をするときれいになるって言うじゃない!」

「バッカじゃねぇの」

恋愛には冷めてるロマンス願望の弘樹君。

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ところが食後。

「うえ、なんか気持ち悪い……」

調子が変です。

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その日は何とか仕事に行きましたが、帰ってくるなりこの始末。

「お姉ちゃん、そんなところで寝てると風邪引くよ」

「うーん……」

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そしてその晩、ぽっこりおなかが膨らみました。

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「素直……」

「お姉ちゃ……あっ!」

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弘樹君もやってきました。

「……昨日が初デートって言ってたっけ」

「……うん。色々、がんばりすぎちゃった……」

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「どうしようか」

「俺に言われても……。とりあえず、相手に連絡してみ。それからだろ」

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ということで、エカル君を呼んだ麻緒ちゃん。

「どどどどどうしよーう!」

「お、落ち着いて!」

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しかし妊娠して体力の減りが早い麻緒ちゃん。

そこで疲れてベッドにもぐりこんでしまいました。

不安そうな寝顔です。

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さてエカル君ですが……。

(まいったなー。俺、付き合ってる人いるのになあ……)

実は二股ですか。おい。

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(あっ!)

考えていたら、いつの間にか見つめられてました。

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どうもこの二人、相性がよくないようです。

エカル君、何を思ったのか素直君に対して「不快なことをする」を発動!

「ここに何かついてますよ」

「え?」

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ピン!

「ふが!」

さあ、素直君、やっぱり泣くのか怒るのか!

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と思ったら。

「ご、ごめんね。僕何か君の気に障るようなことした?」

素直君、「謝る」を発動!

……なんていい子なんだ。

でも、卑屈だぞ。

2006'12.12.Tue

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まだ夜が明けきらないうちに目を覚ました麻緒ちゃん。

「そうだ! ママに電話してみよう!」

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「あー……。でも、突然こんなこと話したら、びっくりさせちゃうよなぁ」

いや、全然驚かないと思いますよ。

あの麻美ちゃんですから。

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「あ、ママ? 実はね、私妊娠したみたいなの」

(えっ? 本当!?)

「私まだ結婚もしてないのに。ど、どうすればいいのかな……」

(孫!)

「えっ?」

(孫に会いたい!)

「ママー! まじめに聞いてよぉ~」

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そうこうしてるうちに、その日の晩、また一段とお腹が大きくなりました。

「ママだって、素直と麻耶は一人で産んだんだもんね。私もできるよね。弘樹君や素直もいることだし、サボ恵もいるし」

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ところが翌日、麻緒ちゃんはエカル君に呼び出されました。

「うわー。大きなお腹だなー」

ものめずらしげに麻緒ちゃんのお腹をさするエカル君。

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「話ってなあに?」

「うーん。実は俺さ、付き合ってる人がいるんだけど……」

「え、ちょっと!」

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「ご注文なににしやっすかぁー?」

「あ……」

なぜかやたら明るいウェイターに話を中断させられる二人。

なんなんだ、そのポーズ。

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「で、そっちが話つくまで、時間がほしいんだ」

「うん……」

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「でも、一応さ……」

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「こんなものを用意してみましたー」

「!?」

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「本当!? 本当にもらっていいの?」

「うん。その方が麻緒ちゃんも安心するだろう?」

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「うわー。うれしいなー」

「ごめんな。俺、麻緒ちゃんの青春、一晩で終わらせたみたいで」

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「君たち、夜行バスの旅にロマンを感じないか?」

なぜか二人の会話に混じってくる隣席の男。

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何度か邪魔が入ったものの、食事を終えた二人。

妊婦の体力を気遣って、今日のデートはこれで終わりです。

「パパでちゅよー。早く出てきてねー」

「ふふ」

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「産まれそうになったら、すぐに電話してくれな」

「うん。そうする」

麻緒ちゃん、よかったね。

2006'12.13.Wed

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弘美ちゃんのあんよの練習をする弘君。

「さあ弘美。パパんとこにおいでー」

「ぱーぱ」

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「よーし来たぞー。弘美はあんよが上手だなー」

「ぱーぱ!」

弘君、もう弘美ちゃんを片時も離しません。

弘美ちゃんのほうもすっかりパパっ子です。

願望は弘君一色。

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弘君と一緒に住むようになったのは正解でしたね。

麻美ちゃんも今までにないくらい、穏やかで充実した毎日を過ごしています。

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「やっぱ、結婚してみっか?」

「やーよ。それにいまさらそんなことしなくてもいいじゃない。今で十分よ」

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「それにしても、弘美はかわいいなー」

遅くにできた子供ですから、ほとんど孫ですね。

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おめめが覚めた弘美ちゃん。

「弘美ー、お風呂入ろうか」

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「今日は特別な日だから、きれいきれいしような」

弘美ちゃん、ちょっとお湯が熱いみたいですよ。

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しゃばしゃばしゃば

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「お風呂でいい子にしてたな。そーら高い高ーい」

「きゃっ」

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「パパも弘美の誕生日にこれたらよかったのにね」

「本当にそうねぇ」

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というわけで、お客さんを呼んで弘美ちゃんの誕生日パーティーです!

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「さー、ふーしようねぇ」

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さあ、皆が見守る中、弘美ちゃん成長!

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くるりぱーん!

おお!

麻美ちゃんそっくりですね!

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しかし直後に脱力。

この魂の抜けたような顔つきは、弘君譲りですな……。

パパの似なくていいところが似ちゃってるよ。

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イメチェン後の弘美。

お下げがよく似合ってます。

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お姉ちゃんの麻緒ちゃんが使っていた部屋が、今日から弘美ちゃんの部屋です。

まだ壁に、麻緒ちゃんの写真が残ってますけど。

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お誕生日でお疲れの弘美ちゃん。

次はいよいよクリスマスです。

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