ある朝の麻美ちゃん宅。
朝も暗いうちから、弘君があられもない格好でウロウロしていました。
弘君、昨日の晩は久しぶりに泊まっていったのです。
「なあ麻美。昨日の続きだけど、麻緒のこと。もう少し家で育ててもいいか?」
「そうねぇ。家も透に双子が生まれて色々忙しいし……。麻緒も海斗君や圭司君になついてるみたいだし……」
「じゃ、いいんだな?」
「うん……」
そうです。双子の世話は大変なんです。
「しょうがないなー。ちょっと手伝ってやるか」
透君が慌てふためいてる脇で、弘君がさっと聖司ちゃんを抱き上げてあやしてくれました。
でも、パンツ一枚のままであやすのはやめてください!
さて、その日の晩は麻耶君の誕生日だったんですが……。
麻美ちゃんの仕事の帰りを待ってるうちに……。
「わーい! 僕大きくなったー!」
成長してまいました!
せっかくのケーキがぱー!
パンチパーマのままではあれでしたので、ヘアチェンジ。
麻耶君は、麻美ちゃん似なんですね。
そして今度は、透君の双子ちゃんの誕生日です。
まずは詩乃ちゃん。
目元がお父さん似ですねー。
お次は聖司君……って、翼さん!
聖司君を連れて行かないで下さい!
さて、どうにか聖司君を取り返し、ロウソクを吹き消します。
うおっ!
聖司君もお父さん似でした!
癒し系の双子ちゃん誕生ですねぇ。
そして、聖司君の誕生ケーキの時姿が見えなかった素直君。
どこにいるのかと思ったら、麻美ちゃんのベッドで寝ていました。
まあ、今夜くらいいいとしますか。
まだまだ甘えんぼの素直ちゃんでした。
和男さん、今晩も星空観察です。
UFOにさらわれて欲しい親心なんですが、全然その気配もありません。
亮さんも。
何か間違ってるんでしょうかねぇ。
もう日数ゲージの半分くらいまで時間が経っちゃってるんですが。
UFO早く来い。
ちなみに亮さんの仕事着は相当いかがわしいです。
これ、泥棒じゃありません。
仕事から帰ってトイレでくつろいでる亮さんなんです。
さて、夜はほとんど徹夜で星空を見ている竹田兄弟。
小腹が空いた時のために、物持ちのよいゼリーなんぞを台所に常備しています。
あと、サンタクッキーも結構日持ちしますね。
兄弟そろって星空を見つめます。
居間には宇宙関係のポスターがずらり。
彼らは本当に宇宙が大好きなのです。
だから宇宙人さん、早く来てあげて下さい……。
ちなみに、いくら和男さんでも空ばかり見上げているだけではありません。
ロマンス願望らしく、時には女の人を家に呼んでいちゃいちゃ。
昼は女の子、夜はお星様というなんとも優雅な日々です。
ところで、ホットタブでのウフフは明らかに溺れているようにしか見えないのが笑えます。
鼻に水が入りそう……。
できるだけ高いところで観察した方がUFOが現れる確率が高いと聞いたので、四階建ての屋上床張りにしてみました。
これでもだめなら、竹田兄弟には別の生き方をしてもらわないとだめですねえ。
いずれにせよ、久美ちゃんとだけはずっと友達のままでいようという和男さんです。
この後久美ちゃんは、またしてもゴミ箱あさりでお腹を満たしているのでした。
「やだー。もう私子どもじゃないんだから!」
麻美ちゃんに家族のキスをしようとして拒否られた翼パパです。
「お姉ちゃん! お帰りなさい!」
「うわー、晴美。ちょっと見ない間に大きくなったわねー」
今日は晴美ちゃんのお誕生日だったのです。
が、家族がそろうのを待っていたら、晴美ちゃん、勝手に成長しちゃったのです。
お誕生ケーキの出番がなくなってしまいました!
ま、いっか。
こうやって家族がそろうのは、麻美ちゃん達が大学に行って以来のことです。
晴美ちゃんも、皆がいて嬉しそう!
(この人が麻美お姉ちゃんかー。きれいだなー)
晴美ちゃん、麻美ちゃんと透君に会うのは初めてでしたね。
晴美ちゃん、麻美ちゃんが気に入ったようです。
「みんなー、夕ご飯できたわよー」
誕生日は祝えなかったけれど、皆で夕食を囲えるのはなんとも嬉しいことです。
仕事でお疲れの翼さんは、夕食は食べずに早めに二階に上がって行きました。
まあ、お皿は六人分しかないので仕方ないですね。
麻美ちゃん達も久しぶりの家族再会で、話も弾みます。
そして、食べ方がまったく同じな姉と弟。
「がつがつ」
「ふがふが」
「うめー! やっぱママのポークチョップはさいこーだ! もがもが」
「ほんとー。この塩加減がたまんないのよねー! もぐもぐ」
あんたら、ほおばった顔まで同じだよ。
晴美ちゃんはおしとやかに食べます。
透君と同じ、翼さん似ですね。
内気な性格までそっくりです。
「晴美、今度お兄ちゃんたちの家においでよ。お前の姪や甥が待ってるよ」
「ホントー? 私、じゃあ叔母さんなのかー」
特に素直ちゃんや麻耶君は同じくらいの年齢ですから、いい遊び相手になってくれそうですしね。
「私、ハリーポッターごっこをして遊びたいなー」
皆さん、晴美ちゃんの無邪気な会話に注目してます。
夕食は佐田家家の子ども達そろってのテレビです。
「晴美ー、そこ立ってるとテニスが見えないでしょー」
なんとも賑やかな夜でした。
晴美ちゃんです。
髪形を変えてちょっぴりイメージチェンジ。
おとなしい性格なので見た目もおとなしそうにしました。
翔君の天体望遠鏡ですが、翔君が大学に行ったあとは晴美ちゃんに引き継がれました。
晴美ちゃん、UFOにさらわれないように気をつけてね。
内気な晴美ちゃん、学校でもあんまりお友達ができてないようです。
お友達を連れて学校から帰ってきたことが、まだありません。
今日も一人でテレビです。
兄弟と年が離れすぎてると、ちょっと寂しい時もありますね。
仕事から帰った翼さん、晴美ちゃんの宿題を見てあげました。
翔君に教えて以来、久しぶりの宿題です。
「最近の子どもはこんな難しいのをやってるのかー」
翼さんは科学の教師をしているので、教え方もばっちりです。
晴美ちゃんはどうやらパパっ子のようです。
仕事帰りの翼さんを出迎えて、ご褒美に「一緒にダンス」をしてもらいました。
さて、晴美ちゃんの誕生日の翌々日。
またしても家族集合です!
今日も実は大切な日。
「母さん、とうとうこの日が来たな」
「そうねー。子ども達が大きくなった分、私達も年をとるのよね」
今日は翼さんと悠子さんの誕生日なのです。
和室では、晴美ちゃんが麻美ちゃんに側転を披露。
晴美ちゃん、麻美お姉ちゃんに気に入ってもらおうと必死のようです。
「ほらっ! お姉ちゃん見て見て!」
「いよっ! さっすが晴美!」
大ウケのようです。
そのままほうっておいたら、二人はダンスをはじめました。
なかなか仲良しのようです。
遅れて、透君も到着。
それではパーティーを始めましょうか。
まずは翼さんからです。
「パパ! お誕生日おめでとー」
「おめでとー」
「もうあんまりおめでたくないけどなあ」
ものすごい数のロウソクを一息に吹き消して……、
翼さん変身!
ありゃりゃ。
髪が黒いままのせいか、そんなに変わったようには見えませんでしたね。
お次は悠子さんです。
おーい、翔君どこに行ってるんだ。
どうやら、悠子さんが年をとるのを見たくないようです。
悠子さん変身!
年をとってもお綺麗です!
ちょっと胸が垂れちゃったけれど。
これで悠子さんのロマンス願望も落ち着いてくれるのでしょうか。
メインイベントが終わって、この三人が食卓につきました。
三人とも、翼さん似の内気な子どもです。
「ねえ、お兄ちゃん」
「何?」
「スキーってやったことある? 今度学校でスキー教室があるの」
「じゃあ、お兄ちゃんが教えてあげるよ」
「うん!」
こちらでは美香ちゃんと翼さんが枕たたきをやってます。
年をとっても元気な翼さん。
しかし、壁に頭がめり込んで大丈夫なのか?
その日の晩は、翔君と美香ちゃんは泊まっていってくれました!
久しぶりに実家に帰ったんだから、ゆっくりしていかなくちゃねぇ。
翌朝はみんなで朝ごはんを食べました!
The sims2プレイ環境
本体+キャンパス+ナイト+ショップ