授業が終わる時間が一緒なので、この二人のこんな姿はよく見かけます。
その割には素也君が透君をいじめたりと、仲は悪いのですが。
ある晩、透君が翼パパと悠子ママを寮に招待しました。
久しぶりの家族水入らずです。
でも、パパに後ろめたい隠し事がある麻美ちゃんは、ちょっと緊張気味。
体力がすでに無くなりかけていた麻美ちゃんと透君はすぐにベッドに向かったのですが……。
二人っきりになるなり、裕子さんと手をつなぐ翼さん。
翼さんはいつだって悠子さんにくびったけのようです。
あーあ……。
どうしようもないバカップルぶり。
しかし、二人で勝手に盛り上がってくれたせいか、「退屈」だったパーティースコアが「まあまあ」になってくれました。
透君、寝ながらにしてパーティーを成功させました。
その後、どたどたと学生達がやってきました。
弘君はここでもナンパです。
悠子さんがトイレに立ったので暇になった翼さん。
ポテトチップスをつまみだしました。
何枚もわしづかみに食べる悠子さんと対照的に、一枚一枚つまんで食べる翼さん。
こんな幸せそうにチップスをつまむ人も珍しいです。
がつ食いの麻美ちゃんは、きっと悠子さんに似たんでしょうねえ。
早朝の風景。
なぜか海斗君の部屋で語り合う、弘君と圭司君。
弘君、机に向かっていじけているようにも見えますが。
そして、決して「おまえら出て行け」と言わないやさしい海斗君。
「あれ、なんで私ここにいるのー?」
うっかり久美ちゃん、圭司君の部屋で起床。
部屋を間違えるにもほどがあります。
圭司君、昨日は一体どこで寝ていたんでしょうか。
そしてこの姉弟は、トイレで枕たたきです。
朝からテンション高すぎ!
透君、麻美ちゃんと遊べてとっても嬉しそうです。
きっと彼は家族が大好きなんだね。
さて朝食の後、向かい合う麻美ちゃんと素也君の姿がありました。
「あ、あの……麻美ちゃん。ちょっとキスしてみてもいい?」
も、素也君?
いきなりの告白です。
「えー? 別にいいけどー」
ロマンス願望の麻美ちゃんは、なんだかどうでもよさげ……。
素也君、緊張でがちがちになりながらのファーストキスです。
(や、やったー!)
高校時代からの憧れの女の子とキスできて、感無量の素也君。
そして麻美ちゃんは、
「でもさ、素也君、どうしちゃったのよ。突然」
「いや、その、俺……」
どうやら麻美ちゃんには思いが伝わらなかった様子。
親友同士の親愛の情としか取られなかったようです。
素也君、またしても本音を言えず、いじけてその場を逃げるように去ってしまいました。
そして麻美ちゃんは何事も無かったように、友達に電話するのでした。
一方、素也君の姉、久美ちゃんはと言うと。
「魚食い人間だぞー。食っちゃうぞー」
水槽を覗いていました。
つーか、久美ちゃん、この子達を絶対に食うんじゃないよ……。
透君の大事なお友達なんだからね。
「ぷくぷく。魚のまねー」
しかし久美ちゃん、その顔はフグのようですよ。
「いししっ。おいしそー」
相変わらずのマイペース。
彼女が将来彼氏をもてるかどうか、かなり不安です。
弘君は今日も今日とて、せっせとナンパに余念がありません。
「リディアちゃん、おはよー。今日もめたくそカワイイな!」
「うまいこといっても、今期はレポートやってあげないわよ」
「いやいや、お世辞じゃないって。本気本気」
リディアちゃんが友達のパネッサちゃんを連れていたので、弘君に口説くよう指示してみました。
すると、
「え? 俺が?」
なぜかプレーヤーの方を向いて嫌そうに確認してくる弘君。
こ、好みじゃないの?
「パネッサちゃんて、頭よさそーだなー。俺尊敬しちゃうよ」
「あれ? リディアに断られたから、今度は私なの?」
「いや、だから俺はいつも本気なんだって!」
とりあえずも、パネッサちゃんに話しかけてくれました。
……でも弘君、彼女は好みじゃないのかな。
プレーヤー的には結構好きなのに……。
時々、神の指示にリアクションを返してくるシム。
次にリディアちゃんを口説くように指示したら、弘君は「よっしゃ!」ガッツポーズをとってくれました。
そうか。リディアちゃんは好みなのね。
ハートが出ました。
弘君、これで本望かい?
軽くキスして、三人目の彼女をゲッツです。
順調にロマンス街道をひた走る弘君。
そしてあらたな女の子とお知り合いになるのでした。
彼、寮の前を通りかかる女の子を逃したりなんかしませんです。
翌日の早朝。
携帯ゲームを持っている海斗君と圭司君が対戦をしていました。
あんたら、本当に無駄に早起きなのね。
「あ、海斗。おまー、汚ねーぞ」
「うん? 勝負の世界はきびしーんだぞ」
「返り討ちにしてくれるわー!」
「げ、来た……」
君達、それよりも神は君達にレポートとかをやって欲しいんです……。
って、水槽に目を移してみると……。
ぎゃー!
お魚ちゃんが、お魚ちゃんが!!
し、死んでるーっ!!!
あうあう。
どうやらエサやりを忘れたらしいっす。
ごめんよ……。
明らかに暇をしていた圭司君に、埋葬をお願いしました。
魚の世話は透君に任せていたんですが。
彼は聡君と枕たたきの真っ最中でした。
この二人、知識願望同士仲がいいみたいです。
聡君なんか、透君の部屋でリラックスするほど仲がいいみたいです。
でも、いくらなんでもこれはリラックスしすぎだろ。
聡君、自分の部屋が嫌いなんでしょうか。
七つ子ちゃん達、初登校。
照ママに見送られてぞろぞろお家を出発です。
ぞろぞろぞろ。
そういえば、子どもたちの服を何とかしなくてはいけませんね。
ちょっとダサすぎです。
照ママにはお昼のうちに買い物に行ってもらう事にしましょう。
さて、学校から帰ってきました。
皆でテレビ観賞。
友達まで連れてきちゃったので、家の中が一気に混雑します。
テレビでリフレッシュしたあとは、さあ、宿題です!
皆にはA+を目指してもらいますよー。
子ども達が宿題をしている間に、照ママは夕飯作りです。
でも食事って、一度にできるのは六人分までなんですよね。
子供たちのうち誰か一人が、くいっぱぐれることになります。
宿題が終わった人から食べると言うルール。
辻井家は食事も大変です。
宿題が終わった子ども達。
なんだか騒がしいことをしていると思ったら、哲郎君が早紀子ちゃんをいじめてました。
「やーい! ばーか、ばーか」
「早紀子のはなみずー」
「な、なによ~!」
哲郎君、いじめっこみたいです。
「さあ皆。喧嘩しないで仲良く食べるのよ」
照さん、そういうなら七人分作ってあげてくださいよ。
しかもあなたが一皿食べてたから、二人の子がくいっぱぐれたじゃないですか。
夕飯が食べられなかった衛ちゃん。
ぬいぐるみで一人遊んでいました。
「いいもーん。夕ご飯が食べられなかったら、朝ごはんはちゃんと食べさせてくれるルールだもーん」
「うさちゃーん」
ぎゅうぅー。
ご、ごめんね。衛ちゃん……。
「やーい! 慧のおねしょたれー」
「な、なんだよー」
哲郎君、またいじめてます。
しょうがない子ですね。
登校初日はとってもうまく行きました。
皆さん宿題も済ませて、こころおきなく就寝です。
明日も、こういけばいいですね。
朝です。
昨日の夜早く寝すぎてしまったので、子供たちは早くに目が覚めてしまいました。
「もれちゃうよー」
あっ、慧君それはだめ!
「やーい! 慧のおしっこ垂れー」
すかさずいじめる哲郎君。
本当にいじめっ子ですね。
することがないので、ベッドの上で飛び跳ねはじめました。
元気が有り余っているようです。
「早紀子のばーか」
「なによ!」
こ、こちらでは千夏ちゃんがいじめるを発動。
仲悪いのかしら。この七つ子たち。
どうすればいいんでしょう。はあ。
今日は土曜日です。
照ママは知り合いの大学生勝也君を家に招待しました。
子供たちのお兄ちゃん代わりです。
「みんなー。勝也君と仲良く遊ぶんですよー」
「はーい!」
「ママ、僕の朝ごはんは……?」
食いっぱぐれた衛君。
「千夏の足でかー」
ああっ!
またいじめてるし!!
空腹だと、人間性格悪くなります。
衛君、しかたなく自分でケーキを焼きはじめました。
そうそう。このために料理を勉強させていたんです。
おなかがすいたら自足するのが、子沢山の辻井家では必要なスキル。
真人君と哲郎君が枕たたきをはじめました。
こちらでは早紀子ちゃんと慧君もはじめましたよ。
本当に活きがいい子達ですね。
「やったなー。えい!」
ばすんぼすん。
早紀子ちゃんの二連発が炸裂。
羽根が飛び散ってますが、片付けるのはきっと照さん。
子供たちの遊び相手にと呼んだ勝也君は、なぜか照さんと手をたたきあって遊んでいました。
まあいいか。
どうやら勝也君、照さんが気になるようですね。
哲郎君が勝也君とおしゃべりをはじめました。
子ども達が勝也君になついてくれるといいですね。
今後も勝也君を家に呼んで、子供たちとの親睦を深めてもらうつもりです。
晩になって、輝さんは章吾さんも招待しました。
「実は家の息子なんですがね」
いきなり素也君の話題で盛り上がります。
素也君が料理を焦がしたことを噂しあう二人。
照ママ、今晩は章吾さんに大事な用件があります。
世間話は早々に切り上げて……、
ぺたり。
章吾さんの頬に手をつけてみました。
……哲郎君と、章吾さんが連れてきた久美ちゃんに思いっきりみられています。
「て、照さん、子供達もいることですし……」
章吾さん、ちょっと引き気味。
気まずい間をごまかすように、久美ちゃんが二人の間にわって入りました。
「いよっ! 色男!! 憎いねーえ」
「こら! 久美、やめなさい」
父親をくすぐってからかう久美ちゃん。
そして父娘そろって
「いいにおーい」
はて、なんでしょう。
早紀子ちゃんがケーキを焼いていました。
お腹がすいたんだね。
そういえば、夕飯まだだったっけか。
その早紀子ちゃん、おもむろに章吾さんに話しかけました。
「おじさん、コイシテルー? いい年してバッカみたいー」
いじめる発動!
章吾さん、何とも情けない顔。
そして早紀子ちゃんは願望がかなってます……。
何とも恐ろしいお子様。
どうやらやきもちを焼いている様子。
ママを男なんぞに渡したくないのね。
夜になって、子供達もぞくぞくと自分の部屋に戻りはじめました。
衛君は自分の部屋で、ママの買ってきたファッション雑誌を呼んでます。
これは将来、なかなかのオシャレさんになりそう。
慧君はソファーで果ててました。
子供達の目に触れないよう、輝さんは章吾さんを自分の部屋に呼びますが……。
久美ちゃんに目撃されました。
「あ、やば」
久美ちゃん、すぐに部屋を出て行きました。
ほっ。
でもやっぱりすぐに戻ってきて……。
「ちょっと、父さん!」
「な、なんだ」
「みなさーん! ここにエロ親父がいますよー」
「!?」
「うししっ」
久美ちゃん、父親をからかって面白いですか?
なんとも空気の読めない久美ちゃん。ちょっとお邪魔虫。
大人たちのなんやかやをよそに、慎吾ちゃんはケーキをほおばってました。
そうか。君も夕飯を食いっぱぐれたのね。
何しろ今日はお客があったので、いつもより夕飯の分け前が少なかったのです。
そして慧君と一緒にソファーで眠り込んでしまいました。
雑誌を読んでいた衛ちゃんもこの通り。
倒れるまで読んでいたんですか。
床の上で寝るのは幼児の時からなれているとはいえ、風邪を引くのでベッドに誘導して今日は終了です。
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