リビングでくつろぐ素直君とサボ恵、あるいは恋人達。
サボ恵、ダーリンがいるので日記が書けなーい、などとかわゆくのたまっておりまふ。
そこへ弘樹君が彼女とやってきました。
サボ恵、ガン見。
そういえば、この家には人目もはばからずいちゃつくロマンス願望シムがいましたね……。
サボ恵、こうした生きた教材を見て恋を学習していくんだ……。あはは。
さてサボ恵、夜中に勝手に食事を用意しました。
こんな時間に焼いても、皆お腹いっぱいで食べないったら。
雑用をしてくれるのはうれしいけど、ほっとくとやたらデザートやら食事やらを用意したがるのはちょっと困るなぁ……。
サボ恵も食べる。
……どこに入ってるんだろ。どこから入ってるんだろ。
弘樹君が連れてきた女の子が机についてくれて、どうやら全部の食事が無駄にはならない様子。
「いいにおいすんな……。あ、飯。今夜中の1時だぞ」
麻耶君、食べていってくれ。
日が昇って、サボ恵充電。
サーボ君って、太陽光発電で動くんだ……。
知らなかった……。
さて、麻緒ちゃん今日もサロンで元気に接客。
すると、麻美ちゃんが来てくれました。
「ママ! 弘樹君すっごく上手だよー。髪切って行ってよー」
「ええー。麻緒はやってくれないの?」
「私、最近調子が悪くって」
「しょうがないわねー」
「おばさん、僕に任せてください。今よりもっときれいにしてあげますよ」
「そーお?」
なんか、微妙な二人。
まあ、麻美ちゃんからすれば弘君の他の女が産んだ子ですから……。
が、見事に失敗!
「あっ、やべっ!」
「……今、やばいって言った?」
「ああー! もうちょっと待ってくださいぃ!!」
「ほらっ! これなんかどうでしょう」
「んー?」
「あら! いいじゃない!」
「でしょー」
よ、よかった……。
さて、麻緒ちゃんも調子が悪いとばかりは言ってられません。
「お客様、どんな風にカットいたしましょう」
「そうね……」
モティマーさんの娘カサンドラさんです。
さあ、うまくいくかな。
「はい! いっちょあがりぃ……じゃない、終わりましたー」
「うん、なかなかね」
どうやらうまく成功したようです。
麻緒ちゃんの調子も戻ってきたかな。
麻耶君も一生懸命接客です。
「このミューオンなんちゃら核融合炉駆動のロボットのおもちゃはいかがですか? お子様のおもちゃにするもよし、ご自分で改造なさるもよし。いまなら開店セールでお得ですよ!」
「君、顔が引きつってるよ」
営業スマイルがまだいまひとつ。
笑うのは苦手な麻耶君。
さて、お次はエカル君ですが……。
思いっきり信用していませんねその顔は。
しかし、麻緒ちゃんこの後そつなくカットを済ませ、今日はこれにて閉店でーす。
朝から仲良く枕たたき。
慧君と聖夜君です。
でもそこ、慎吾君の部屋なんですけど。
……。
「うらうらー」
ばふんぼふん
「ひゃはは! 腹いてー」
「ひーひー」
「ち、ちょっとタンマ!」
「お前ら僕の部屋で何やってるんだよー」
うるさくしてたら慎吾君が起きちゃいました。
……。
「ったく。もうちょっと寝ていたかったのに」
「悪い悪い」
……大丈夫なんでしょうか、この二人。
……また!
この二人、恋に落ちなければいいのですが。
他の皆さんもぞろぞろ起き出して来ました。
先ほどの部屋では、なぜか慎吾君と聖夜君が抱擁。
聖夜君、もしかして男の子の方が好きだったりするんでしょうか。
この日、寮にかの有名な体操おじさんがやってきました。
犠牲になったのは……、
早紀子ちゃん。
「うわー、体が勝手に……! おいっちに、さんしっ」
「ええーい、若いくせに体がかたーい!」
「余計なお世話よー!」
他の皆は食堂でゆったりと朝食。
「誰か止めてーっ!」
それでもとまらない体操は、授業が始まる時間まで続きました。
早紀子ちゃん、通行人に変な目で見られてるし。
皆さん授業から帰ってきました。
そして、やっぱり始まった枕たたき大会。
本当にいつでもどこででもやりますねー。
そういえば、子供の頃は小突きあう姿をよく見かけましたが、大学生になってからは見ませんね。
皆さん、そういう意味ではちょっと大人になったってことなんですかね。
慧君は一人あぶれてしまったようです。
千夏ちゃんは絵の続き。
真人君が話しかけたがってずっと待っているのですが、気づいてもらえません。
真人君、すねてソファーに横になってしまいました。
他の子達は夕食です。
食後、慧君と慎吾君が枕たたきをやっていたら、聖夜君がやってきて……。
慎吾君にハートを飛ばしました。
聖夜君、それから真人君にもハートを。
……本当にそっちの人なんでしょうか。
そして屋外で慎吾君について語り合う慧君と聖夜君。
慧君も慎吾君にハートを飛ばしてます。
慎吾君、皆に好かれてる?
「慎吾君のそーゆーとこ、僕も好きだよー」
聖夜君、君は本当に……。
話の途中で慧君、眠気に撃沈されました。
守君はソファーで寝てます。
皆さん、お疲れのようですね。
フリーウィルで、皆さん無事に一年生の前期を終えることができました。
後期はさすがにスキルとかが足りない子がいるので、指示して勉強なりスキルアップなりさせることにしました。
でも、成績が合格ラインにたっしたら、あとはフリーウィルで自由行動です。
ロマンス願望の早紀子ちゃん、この際だから、弘樹君と仲良くなってもらいましょうかということで、
はい、このとおり。
早紀子ちゃん、ようやくにしてファーストキスです。
これで、ロマンス願望道のスタートラインにつきました。
でもフリーウィルだと、あんまり恋人には恵まれないんですよね。
たぶん弘樹君が、大学時代最初で最後の恋人かも。
さて、成績も合格ラインに達し、そろそろ皆さんフリーウィルで行動し始めました。
早紀子ちゃんはさっそくパソコンゲームにかじりついてますね。
千夏ちゃんは、隣でまだレポートの最中。
真人君は、途中まで描いていた絵を、また描き始めました。
そんな時、後ろの二人が……、
こ、こんなことになってしまいました。
あんたら、とうとう……。
あ、ちなみにキスしてるんじゃありません。
「ロマンチックに」抱き合ってるだけです。
ハートまで点灯。
その後、この二人は仲良く枕たたきをはじめ、
一緒に夕ご飯。
いちゃつきあう気配はなく、どうやら清いお付き合いでいくつもりらしい。
プラトニックラブ?
しかし聖夜君。
相変わらず真人君にもハートを飛ばしてます。
そしてそのあと慎吾君と枕たたき。
浮気が心配ですね、慧君。
……心配してもしょうがないですけど。
さて、早紀子ちゃんと同じロマンス願望シムでありながら、ファーストキスもまだな衛君です。
「あーあ。大学には女の子がいっぱいいるのになぁ。まだ誰とも仲良くなってない……」
フリーウィルじゃ、ちょっと無理だよねぇ。
そしておもむろに、日記帳を開く。
「今日は本を読んだ……と」
うん、さっき読んでたよね。
「くまさんが真犯人だと思う……と」
「共犯者は多分ノーム……と」
ミステリー小説ですか。
ところで、さっきからずーっと、早紀子ちゃんに見られてるんですけれど。
朝です。
皆さんフリーウィルでも、わりあい食事の時間はかぶることが多いので、食卓はいつも賑やかです。
真人君はベッドでリラックス中。
そこへ、ふらふらと聖夜君がやってきて……、
「隣いい?」
「……別に」
「俺、腹減った」
あ、やっぱり一緒のベッドにいるのはいやか。
と思ったら、トイレに立っただけでした。
それにしても聖夜君、わざわざまこと君の隣に行かんでも……。
ベッドはたくさんあるんだから。
ちなみにこのベッドは早紀子ちゃんのです。
突如、牛来襲。
すでにしてしのび足ってことは、スプリンクラーにいたずらするつもりだな!
しかし、哲郎君が見事にブロック。
水浸しの危機は避けられました。
哲郎君、よくやった。
しかし、トラブルメーカーの牛が来たからには、この程度では済まされません。
あ、千夏ちゃんまたシャワーの掃除してたんですか?
慧君の隣で……。
牛、シャワー室に乱入。
おまえ、一応メスじゃなかったか?
毎度おなじみ、枕たたき。
千夏ちゃんにちょっかいを出してにらまれる牛。
事件はこの後起こりました。
聖夜君と真人君が枕たたき。
それをじっと見つめる牛。
その視線の先には聖夜君。
牛、聖夜君にたいして「甘くささやく」を発動してしまいました!
その結果がこれ。
当然聖夜君には拒否られ、その場に居合わせた慧君は嫉妬で牛を平手打ち!
聖夜君は牛を受け入れなかったから、浮気にはならないよね、とプレイヤーは思ったのですが……。
嫉妬深いシムの気持ちはそうはいかなかったようで、慧君は聖夜君に対しても「激怒」の状態になってしまいました。
当の聖夜君、慧君に嫌われたなんて夢にも思っていない様子。
(さっきの慧君、かっこよかったなあ)
ところが。
どうやら嫌われたのは慧君だけじゃなかったようで……。
「お前がちゃらちゃらしてるから牛に口説かれるんだよ!」
真人君、怒りの平手打ち!
浮気すると、恋人の家族まで敵に回っちゃうんですよね……。
うわー!
あの時現場を目撃したのは誰と誰だったっけ。
聖夜君、かなりつらい立場になってしまいました!
真人君のこの表情!
怒りで開いた口もふさがりませんか。
くそー、牛!
全部お前のせいだーー!!
ああ、早紀子ちゃんまで聖夜君に怒りマーク。
「慧くーん」
聖夜君が無邪気に話しかけに行っても……、
慧君、この表情。
どうなる、聖夜君。
仲のよかった真人君に枕たたきを仕掛けても……、
「えーい!」
「おぶっ!」
「あははっ」
「ってー……」
「何すんだよっ!」
「?」
聖夜君、四面楚歌。
本人がそれに気づいてないのがなお痛々しい。
牛め~……。
「明日香さん、これ、婚約指輪」
「まあ!」
「結婚式は明日にしようか」
素也君、ついに結婚です。
そして夜が明けてつつましい式が始まりました。
招待客もたくさん来てくれました。
なんか変なのも混じってますが。
麻美ちゃんや弘君も来てくれました。
皆拍手で祝福してくれます。
人生いろいろありましたが、素也君ついに幸せを手に入れたようです。
「これで。大学時代の仲間は皆結婚したんだな。俺たち以外は」
「そうね。なんにしても、素也君が幸せになってくれてよかったわ。隣座るわよ。……どっこいしょ」
麻美ちゃんと弘君も感慨深げ。
晩には素也君、老齢者に成長しました。
生涯願望「プロのパーティゲストになる」もかなえて、まさに人生を上り詰めた感じです。
お店のほうも、お客さんがいっぱい入って順調そのものです。
素也君のこれからの人生も、きっと幸多いものとなっていくでしょう。
もっとも、彼の内気さぶりも健在ですが。
須々木家はこれでおしまいです。
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