美香ちゃんです。
内気な彼女は友達と話すことなく、一人黙々とトイレ掃除。
そしてシャワー室掃除……。
せっかく大学生になったんだから、彼氏とか探してみようよ!
(ダメ……。ファルク君は生理的にダメ……)
(あ……。素敵……)
おいおい。
女子大生を魅了しまくる食堂のおじちゃん。
イケない人!
(今日も一人でチェスの練習をした……)
美香ちゃん……。
彼女の今後が心配です。
一方の翔君。
!!!?
ファルク君にハートを飛ばしてますが!?
翔君視点。
イケない……。
そんな趣味なんかないよね、翔君。
つか、今後いっさいファルク君に近づいちゃダメー!!
美香ちゃんに目を戻すと……。
お!
男の子にハートを飛ばしてました!
お相手はこの人。
うん……。
ちょっと強面だね。
でも、プレイヤーが一番許せないのは……、
こいつのファッションセンスだ!!!!!
美香ちゃん!
人は中身だけじゃく外見も見ようよ!!!
「ファルク、どっかにかわいい子知らない? 俺まだひとりでさー」
「でも、彼女作ると真理奈ちゃんが妬かないかな?」
「なんで妹に恋路を邪魔されなきゃいけないんだよ」
ブラコンの妹を持って困り気味のルカ君です。
ちなみに翔君は、人にレポートを書かせることを覚えました。
ヘイディちゃん、頑張れ。
ルカ君、授業の後エアリちゃんと真剣枕たたき。
滅茶苦茶気合の入った顔してます……。
「ねえ、美香ちゃん。化粧とかしてみたら?」
いつも大人しい美香ちゃんを心配して、兄貴肌のルカ君がアドバイスすると……、
「先輩……。一緒に飛びません……?」
「え?」
「はい!」
びょ~ん
「……」
「ほらっ! 先輩も!」
びょ~んびょ~ん
「……(いつになく美香ちゃんが輝いている……)」
「うりゃっ」
ぴょ~ん
美香ちゃんバック転!
「あ、けっこー楽しいかも……!」
君達……、いくつだ?
翔君、水槽の掃除をしてお魚にえさをあげてます。
でも、水を外にこぼしてしまってます。
透君のように上手にお掃除できないようですね。
「翔く~ん♪」
「な、なんすか、先輩」
「好きな子ができたって噂なんだけどぉ?」
あ、エアリちゃんのことですね。
一方的に抱き疲れて以来、翔君は片思い中です。
高校時代は美里さんが気になってはいたのですが、大学に入ってからは色々な女の子が目に付きだした翔君です。
まあ、そういう年頃なのでしょう。
そんなときのエアリちゃんのあの行動は、彼にとってちょっと衝撃です。
「そのときヒコーキが墜落して……」
エカル君に下品なジョークを飛ばす翔君。
「あーだめ。今日はジョークの切れが悪いわ」
「なんだよ、どうしたんだぁ?」
その頃お外では……。
授業帰りの真理奈さんが植木刈りをしていました。
「ゆるせないわ! こんなに伸びきっているのに誰も手入れしないなんて」
そうですね。
NPCは指示しない限りぜったいに刈ってくれないですし。
翔君、美里さんとダンス。
「あたしさ、好きな人がいたんだけど、結婚しちゃってねー」
「新しい彼氏探そッかな~、って思ってるんだ」
(ドキッ!?)
翔君、チャンス到来?
朝です。
皆さん授業の単位がそろったので、今日はお出かけすることにしました。
ところが!
公共地区につくなり、真理奈さんがエアリちゃんに対して「口説く」を発動!
翔君がそれを見て顔を覆ってしまいました!
翔君は、エアリちゃんに片思いをしていたのです。
そんななか、美里さんは真理奈さんを「承認」していました。
い、いいんですか! オッケーなんですか!! 女同士ですぜ!?
そして、翔君はエアリちゃんに怒りのビンタ!
「俺に抱きついたのはなんだったんだよ!」
エアリちゃん、星を回してます。
そして、
「そっちが勝手に思い込んだだけじゃない!」
エアリちゃんの逆襲ビンタが炸裂!
この子は気が強いんです……。
その後、「パブねもす」へ行きましたが……。
到着するなりファルク君と抱き合うエアリちゃん。
どうやらハグ魔のようです……。
エカル君、お酒を注文する姿が様になってますね。
待てど暮らせど注文した料理が出てこなかったので、さっさと寮に帰ってきました。
帰り着くなり始まる枕たたき大会。
翔君は美香ちゃんと姉弟対決。
美里さんは真理奈さんと。
ファルク君はエカル君と。
エアリちゃんはルカ君と。
ってエカル君……?
それ、告白ですかい?
ああ……。
ファルク君、なぜあなたはそんなに男の子のハートを盗んじゃうんですか……。
そして翌日の翔君。
恋敵を前にしての朝食。
恋敵が女の子なんて、ちょっと複雑。
(エアリちゃんと仲直りしたいなぁ)
「うおー! 勝った~!」
「あう、くそっ!」
この人たち、じゃんけんしてます。
「じゃんけんほい!」
「わーいわーい!」
「う……くくっ」
えらい力の入りようです。
「姉さん、新しい彼氏見つかった?」
「まだ。あんたは?」
「俺もまだ」
「美香ちゃんももう少し明るくなったら、友達たくさんできると思うんだけどさー」
「……っさい。……よけいな……お世話……」
それぞれの姉弟会話。
「大学生活って案外楽勝だな! 俺もっと勉強とか大変だと思ってた」
「そりゃ、人にレポートやってもらってたら、楽勝だろうよ」
「お互い、能天気な弟を持つと苦労するわね」
「……そこ。……ブっ込め……!」
美香ちゃん、テレビに夢中で聞いちゃいません。
そんな晩、寮の前にすべるようにリムジンが到着。
中から降りたのはお下げの女の子。
!!
そのブレザーは!?
「あんたね! 最近家の会員の周りをうろちょろしてる不届きヤロウは!」
「うわ!? なんだよ!」
「観念してお縄をちょうだいしろ!」
「ええ!?」
哀れ翔君。
手錠をはめられてしまいました。
そしてリムジンに拉致。
なぜ誰も助けに来ない……。
そして連れて行かれた先は、なにやら物々しい建物。
「やあ! 秘密結社ヴァンヴォロー会へようこそ!」
「へ?」
翔君、とうとう秘密結社の会員になってしまいました!
同じ寮の人と友達になろうとしてただけだったのに。
そして、秘密結社のユニフォームに着替える翔君。
「これからよろしく……」
翔君、歓迎にこたえてハグをしようとすると……。
「何をするんだ。やめてくれたまえ! 僕はそんな趣味はない」
心の底から拒否られ。
秘密結社にはシムノボリーもいました。
翔君、見るのは初めてです。
えさなどを与えてみる……。
ぱく、ごっくん
(ああ……。こいつはこうしてシムもひと飲みにしちゃうんだな……)
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