麻耶君、暇さえあれば一人でピアノを弾いてる芸術家。
家に来たお客さん達から、おひねりもたくさん稼いでます。
「おれ、これで生活していけるかも」
孤独が好きな、ちょっぴりひねくれものの麻耶君。
麻緒ちゃんや素直君とは違い、麻耶君は物心ついてからお父さんと会っていません。
それも、ひねくれてる理由の一つかも。
まあ、素直君もお父さんとはあんまり喋れてませんが。
お父さんが内気すぎて。
子どもが寝入ってから、そっと歩み寄るだけ。
お父さん、こんな人なのよ。
兄弟の中では一番のびのび育ったのが麻緒ちゃん。
天真爛漫な彼女、夜遅くなってからパジャマ姿で家を抜け出し……、
辻井家の衛君が車のハンドルを握って待っていました。
そうです。
麻緒ちゃん、友達と夜遊びなのです!
麻美ちゃんのことだから、夜遊びくらい言えば許してもらえるでしょうけど。
でも、こっそり抜け出すのがスリリング。
しっかり願望もかなって、麻緒ちゃんこの日は夜通し遊んで朝帰りでした。
「あーあ……。眠くてしょうがないよう……」
初めての夜遊び。
でも、まだまだ眠気にはかてないお年頃です。
朝ごはんです。
麻緒ちゃん、どうにか朝食までには目を覚ましました。
「お姉ちゃん、昨日は早くに部屋に戻ったのに。なんか、すごく眠そうだよ」
「夜遅くまで、ベッドで本読んじゃったの! そ、そう、ミステリーでさー、とちゅうでなかなかやめられなかったんだよねー」
「ね、ねぇママ、今日学校休んでいい? 眠くて死にそぅ」
「だめ!」
麻美ちゃん、お見通しです。
麻美ちゃんだって、麻緒ちゃんくらいの時に、夜遊びしたことがあるんですもの。
さて、スクールバスがやってきました。
透君達のお迎えのリムジンもやって来てます。
しかし、なっがいリムジンですねぇ。
スクールバスより長くないっすか……?
ま、麻緒ちゃん元気でいってらっしゃい!
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