「うおー! 勝った~!」
「あう、くそっ!」
この人たち、じゃんけんしてます。
「じゃんけんほい!」
「わーいわーい!」
「う……くくっ」
えらい力の入りようです。
「姉さん、新しい彼氏見つかった?」
「まだ。あんたは?」
「俺もまだ」
「美香ちゃんももう少し明るくなったら、友達たくさんできると思うんだけどさー」
「……っさい。……よけいな……お世話……」
それぞれの姉弟会話。
「大学生活って案外楽勝だな! 俺もっと勉強とか大変だと思ってた」
「そりゃ、人にレポートやってもらってたら、楽勝だろうよ」
「お互い、能天気な弟を持つと苦労するわね」
「……そこ。……ブっ込め……!」
美香ちゃん、テレビに夢中で聞いちゃいません。
そんな晩、寮の前にすべるようにリムジンが到着。
中から降りたのはお下げの女の子。
!!
そのブレザーは!?
「あんたね! 最近家の会員の周りをうろちょろしてる不届きヤロウは!」
「うわ!? なんだよ!」
「観念してお縄をちょうだいしろ!」
「ええ!?」
哀れ翔君。
手錠をはめられてしまいました。
そしてリムジンに拉致。
なぜ誰も助けに来ない……。
そして連れて行かれた先は、なにやら物々しい建物。
「やあ! 秘密結社ヴァンヴォロー会へようこそ!」
「へ?」
翔君、とうとう秘密結社の会員になってしまいました!
同じ寮の人と友達になろうとしてただけだったのに。
そして、秘密結社のユニフォームに着替える翔君。
「これからよろしく……」
翔君、歓迎にこたえてハグをしようとすると……。
「何をするんだ。やめてくれたまえ! 僕はそんな趣味はない」
心の底から拒否られ。
秘密結社にはシムノボリーもいました。
翔君、見るのは初めてです。
えさなどを与えてみる……。
ぱく、ごっくん
(ああ……。こいつはこうしてシムもひと飲みにしちゃうんだな……)
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